2月8日

①印象に残った内容

ヤマト運輸2代目代表者の小倉昌男さんの文献の内容が印象に残りました。

今回の研修では文献から大きく3つのセクションにわけて抜粋されていました。その中でも2つ目の最後にものをいうのは人柄というセクションでは小倉さんが社長を辞めるまでに解決したかったができなかった「納得のいく人事制度」を作ることについて書かれてあります。小倉さんは人事制度について「こればかりは、いくら考えても『正解』がどこにあるのかわからなかった。」とおっしゃっています。人事制度は会社にとって重大な問題であるからこそ正解がわからず、悩みながら試行錯誤を続けるのです。その企業によって人事制度のある姿はそれぞれだと私は思いました。会社の業務は、すべて人間が人間のためにやること、そうであるならば、最後はよりよい人間性を持った人間ほど、そこで大きな貢献を果たすように思われる。だから客観的な評価がほぼ不可能だとなれば、むしろ仕事とは直接関係のない人柄で判断したほうがいいのではないだろうかと文献にはありました。こう書いてあることに、確かにそうだなと共感できました。人柄が良いという定義も捉える側次第で曖昧なものなのかも知れません。でも大多数の人間があの人は人柄がいいよねと言うような人間になる事が大切なんだろうなと思いました。

3つ目のセクションでは企業活動はゴールのない循環活動というセクションでした。私はこの文献を読むまで、企業にはひとつの目標やゴールがあってそこに向かって進んでいく、そしてたどり着いたらまた新しい目標やゴールに向かって進んでいくというように、企業活動をずっと続く山登りのようなものだと捉えていました。しかしこの文献には、企業活動には目標はあるがゴールはない、いつまでも続く循環活動なのだと書かれてありました。そしてこの循環活動はいい循環と悪い循環があるとも書かれてありました。いい循環のときは何をしてもいい結果に結びつき、逆に、悪い循環の時はどうあがいても悪い結果しか出ず、いい循環のときにうまくいった手法でさえ裏目に出たりすると詳しく書かれていました。そして今の循環がどっちの循環なのか見定めるには決算期に1年前よりステップアップしているか否かで見定めるとありました。この文献では企業活動という大きな規模での話が書かれてありましたが、これは一個人にも置き換えられるなと思いました。1年前の自分からステップアップできているのかどうか、1年を振り返ってみることは次の1年をどうするか決める上でも必要なことだと思いました。

②ケイパビリティとは何か。

企業が持つ全体的な組織的な能力。ライバル企業よりも優位に立てる能力。

簡単に言うとこう言う言葉で表せると思いました。ケイパビリティという言葉を今回の研修で初めて知ったので調べてみました。英語の意味だと才能や能力という意味があるようです。しかし、今回の研修で学んだケイパビリティの意味はそれとは違うと思いました。サーキット・シティやIKEAの事例を読んでその企業の強み、つまりライバル企業よりも優位に立てる能力がケイパビリティだと思いました。

K
2021.02.16

一色さん

昨日の研修トレーニング®もお疲れ様でした。
参考文献の分析能力・理解能力が、1か月前の一色さんと比較して、各段に向上していますね。
良いことです!

確かに、「人柄が良い」の定義を明確に定めることはできないでしょう。
その中で、一色さんが、最も一色さんらしくいられて、多くの人に頼られる存在になることが大切ではないでしょうか。

一色さんには、「強さ」を感じることができます。
昨日のロープレを見て感じたことですが、お相手の方が、一色さんより年齢・業界歴が上であったとしても、動じないくらいの知識を身に付けていくことで、更に一色さんの強さが際立つでしょう。
引き続きよろしくお願いします。

関連記事