【再掲】山形東高校での探究活動の事例紹介

先日、山形県立山形東高等学校野球部の生徒さんから、弊社のラプソードを活用したパフォーマンス探究についての発表をしていただきました!

今日はその山形東高校野球部で行われた野球のパフォーマンスについてをテーマとした探究活動の事例を紹介します!


山形東高校野球部ではかねてより、従来の主観的評価に頼った指導方法ではなく、各選手の客観的データを用いた指導法を顧問の笹木先生が取り組んできました。

それを発展させ、今回は東北大学の田中先生監修の下で選手自身が主体となって、パフォーマンス向上に向けてパフォーマンスを決定する要因や各選手の特徴等についての探究活動を実施しました。

測定風景


今まではスマホ等でスロー映像を撮影し、自身のフォームチェックをすることはできるものの、そのフォームによって実際にどんなパフォーマンスを発揮しているかということは分かりませんでした。

そこで今回は弊社のラプソードを活用し、下記のような取り組みを実施しました。

仮説立案⇒ピッチング/バッティングパフォーマンス測定⇒得られたデータから分析⇒選手の特徴や課題の発見⇒それを基に新たな仮説立案⇒一連の流れを繰り返す

ラプソードベースボール


また、データを表やグラフで可視化することによって、バッティングにおいては各選手の特性に合わせたスイング方法や打球の特徴を、ピッチングにおいては球種ごとの特徴や打者からストライクを取るための要因を分析し、各選手の課題や強み等を仲間同士で議論しながら探究していきました!

実際の測定結果


山形東高校野球部の生徒たちがまとめた今回の探究活動レポートをこちらに掲載させていただきます。

https://drive.google.com/file/d/10B88Vte5a460BB43GTEyjRd4SE6gV8rg/view?usp=sharing

興味のある方は是非ともご覧ください!


このようにスポーツとデータサイエンスを組み合わせて、自身の主観的な感覚を客観的に見つめ直し、パフォーマンスを探究することは競技力だけでなく、課題解決能力も養うことができ、STEAM教育に繋がると考えられます!


山形県立高等学校野球部の皆様には今回の探究活動を活かし、今後のご活躍につなげていただければと思います。

 

今後もこのような事例をつちかい、STEAMスポーツ教育を普及していきます!

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