今日のテーマ
はじめまして、学習支援 STEP UP!の宮下です🐼
今日のテーマは、こちらの記事https://pando.life/stepupgakusyu/article/23991でも紹介した、【活動理念】がどのような想いのもとに誕生したのか、中でも「様々な事に関心を持つこと」についてお話します。
学習支援 STEP UP!––––メンバー構成と団体理念
目を向けることで本質に気付くことができる
世の中には様々な社会問題が存在していますが、
まず大事なのは関心を持つことだと思います。
例えば、教育格差の問題。
あー教育格差ってあれでしょ、お金が無くて塾に行けない子どもたちが勉強できないとか、そういうことでしょ。
活動を友人に話すと、高確率で言われる言葉です。
筆者も、以前はこのように理解していました。
しかし、私たちは教育格差の問題が単なる保護者の所得格差の問題であるという捉え方はしていません。
「両親の仲が悪く、いつもケンカばかり。居場所が家にない。」という家庭不和
「学級崩壊やいじめで学校には行きたくない。」という学校環境の問題
「塾に通うお金はない。お腹が空いてやる気も出ない。」という保護者の所得問題
私達は、教育格差を様々な事象の複合的な問題であると捉え、
大人の作り上げた環境で悩まされている子どもがいるという現実を変えるために、
ステップアップ塾での活動を行っています。
過去の筆者や友人のように、
教育格差の問題=保護者の所得格差の問題
と限定した意味で理解している人も少なくないのではないか、と思います。
物事を多面的に見る力
関心を向け、本質に気付くことができたら、
物事の持つ多面性を知ることに繋がるのではないでしょうか。
インターネットの普及で欲しい情報が簡単に手に入るようになっている今、
物事の一側面だけを見て満足してしまったり、肯定したり、批判したり、
それが原因で発言が炎上する事態になってしまったりする事案をよく見かけます。
高校生・大学生には活動を通じて、
教育格差の問題、それに付随した子どもたちを取り巻いている問題はもちろん、
世の中の様々な事象に関心を向け、
物事の本質と、それが持つ多面性を知ってほしいと思っています。