表情筋が活性化された話

こんにちは！！！！！！

（今日のは、Step to Peace 全く関係ありません。）

突然ですがこの目、私の目です。

この目を見て私がどんな表情をしているか
伝わりますか？

ここから下は笑っているかもしれないし
真顔かもしれない。
見てみなきゃ分かりませんね。

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私はよく笑う方だと思います。今は。
友達からもよく『笑顔が素敵だね』と
お褒めのお言葉をいただくことが多い。

『私はいつからこんなに笑顔になったんだろう
昔はこんなに笑う子じゃなかったのに』

そうなんです。
私、中学生くらいまでは
極度の人見知り（今もちょっと）で
目立つことが怖くて
集団の中でもなるべく存在を消して
過ごしてきました。

私の中学校時代の友達のひとりは
いつでも自分の感情に正直で
悲しい時には泣いて
楽しい時には全力で笑って
腹がたっている時には怒っている。

そんな友達を羨ましいなと思っていました。
私はそんなに強くないから。
自分の感情を表にだしてしまったら
周りにどんな風に思われるのか
無意識に探ってしまうから。

こうやって中学生まで過ごしてきました。

高校に入学。
中学の時は校外でバレエを習っていたけど
高校に入るタイミングでやめてしまったので
高校では何か部活に入ろうと考えていました。

そして私が入った部活『チア』
踊れるから。というたったひとつの理由で
チア部に入りました。

しかし、、、
私に待っていたのは
とても辛い辛い試練ばかりでした。

まず大きな声で応援すること。

今まで存在をできるだけ消して過ごしていた人間が

大きな声で歌うことなんて出来ませんでした。

一人で校庭の端に立ち
向こうの端に先輩が立ち
先輩に聞こえるように大きな声で歌うのです。

どんどん合格していく同級生たち。 

私は気づいたら、泣きながら歌っていました。 

そして笑顔。自分では笑っているつもりでも

『遠くから分からない、伝わってこない

笑顔を作ることにも全力を尽くせ』と

よく言われてきました。

小さな目をさらに小さくつむり

小さな口を大きくあけて

プルプル震えながら口角をつり上げ

全力で笑顔を作ることに励みました。

そんな試練に毎日立ち向かっていたら

大きな声を出すことくらい

全力で表情筋を動かすことくらい

平気に思えてきました。

なんなら
誰よりも大きな声だして歌ってやる！！
と思っている自分がいました。

それからは
感情豊かな仲間たちに囲まれて
様々な試練に立ち向かって
私まで自分の感情に
正直に行動するようになっていました。

今でも忘れられないのが
夏の野球応援に向けてのトライアウトのこと。

※トライアウト…応援にいくためのテストのようなもの

トライアウトでは
フリの綺麗さ、声の大きさ、生活態度 など
様々な項目で、合否が決められます。

私は、その日のために
拳の向き、倒す上体の角度、腕の位置など
を意識し、大きな声を出せるよう腹筋をし
万全な準備をしてきました。

トライアウトの結果。不合格。
原因は、私の欠点です。

たった一回テストで欠点をとってしまった。
それだけでトライアウトに落ちました。

全ては自分の責任。
あんなに自分の『悔しい』という感情で
泣き崩れた日はありませんでした。

チアに入って私は
自分の感情を出せるようになっていました。

中学時代の友達からも
『みい、よく笑うようになったね』と
言われることが増えました。

私自身、感情を出せるようになってからの方が
充実した毎日を過ごしていたと思います。

さらに、マスクなどで
顔を隠している人と話す時には
『なに考えているんだろ』と
思うようになりました。

『私もこんな風に思われてたのかな？』と。 

相手にとっては無表情な方が
何を考えているのか分からなくて
怖いんだなと思いました。

私は
表情を出すと、どう思われるかが怖い
と思っていたけど
表情が見えなくて怖いと
感じさせていたのかもしれない。

そう思うと感情を出さないことには
はじまらないのでは？と感じました。

感情を出してしまって
どう思われるかは人それぞれ。

そんなふうに考えられるようになりました。

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せっかく自分の感情に正直に
いられるようになったんだから
これからも自分の感情を大切にしていきたい。

楽しい時
目を細め、口を大きくあけ、全力で笑う。

びっくりした時
小さな目をできるだけ開いて、驚く。

悲しい時
涙を流し、声をすすり上げながら、泣く。

そんな風に
毎日を全力で生きていきたい。