Equal

​私が所属する西南学院大学硬式野球部の東和樹監督が書かれた、「Equal」という本を読んで、とても印象に残った内容が3つある。

1つ目は、自己分析能力についてである。
以前私は、東監督に、人生で成功者になるには何をすればよいか、という話を聞きに行ったことがある。そこで監督さんは、自分をどれだけ理解出来るか、いわゆる、自己分析能力が必要であると仰った。「Equal」には主に野球についての自己分析能力についてが記されているが、自分自身の性格や得意不得意などを知ることが人間力向上に繋がると考えた。自分の弱点を知れば、正しい努力というものが可能になる。また、他人から自分をどう見られているかを知ることも、とても重要であると考えた。

2つ目は、微調整能力である。
微調整能力とは言っても、私が重要だと感じたワードは、「崩れる」という言葉である。これも、人生に置き換えて考えると、人は良い時もあれば悪い時もある。良い時は、気持ちも上向きで、ポジティブな考えを持ち、周りにはたくさんの人が寄ってくる。しかし、悪い時になるとネガティブな考えやマイナスな気持ちになったり、周りには人が居なくなっていく。いわゆる「崩れる」状態になる。そういう場面で、悪い流れを断ち切る力が必要になってくる。人生、悪い方向に傾いたらどんどん悪い方向にことが運んでいく。そういう時に、自分自身を調整する能力や、1つ目にも書いたように自分自身の善し悪しを知っていれば、解決することができると思う。

最後に3つ目は、リーダーシップについてである。
監督さんは、よくミーティングで、ここにいる部員全員が会社や企業でリーダーになれる人材になりなさい。と仰っている。私も、リーダーになって周りに影響を与えられる人間になりたいと考えている。リーダー=優れた人間と位置づけ出来るように、リーダーは実力も人間力も兼ね備えた人でなければならない。優れた人の特徴として、
1、観察力に優れている。
2、人真似が少ない。
3、疑問力が強い。
4、創造力が豊か。
5、安定感がある。(一喜一憂しない)

と書かれている。私はこの5つに加えて、軸(考え)がぶれないという要素も必要であると考える。プロ野球に行った先輩や同級生、インターハイで全国制覇した他の部活の同級生を見ても、やはり自分の考えをしっかり持っていて、それがどんな状況になろうとぶれないことが彼らには共通していると言える。

私は、Equalを読んで、野球以外の面について、深く考えることが出来たと思う。私は常に、野球から学ぶという姿勢を大事にしている。野球馬鹿になることは決して、悪いことではないが、それはとても損をしていると思う。野球の技術に加え、人間力も身につける、一挙両得の姿勢が今の時代に求めれらる野球の姿だと感じた。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
太田 洋介
2021.08.15

ブレない!という事は非常に大切だと思う。
例えば、equalを読んでその時は頑張ろうと思ってもブレてしまう人が多く存在すると思う。
ブレない自分を大切にして欲しい

宮下 遼太
2021.08.13

お疲れ様です。
前田君が印象に残った1つ目の自己分析能力については、これは人生において大事なことだと思います。
自分が今何が得意なのか、自分が今何が不得意なのかを考えることで苦手なことをいかに苦手に見せないのか?を考えたりしています。監督がよくおっしゃる「ハッタリ」ですね。得意・不得意がわかなければ、何を自分がしなければいけないのか?もわからないためいつまでたっても成長しません。
ちなみに今自分が行っているハッタリは、清潔感でいかにかっこよく見せるのかを意識しています。(笑)
苦手・不得意を長所に変えていきましょう!

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