「Equal」を読んでの感想。

 私が今回この本を読んで感じたことは、今まで東監督のことを何も知らないままこのチームに所属していたのだなということです。どういうことかと言うと、この本には東監督の考えが述べられていて「あ、そんな考えを持っておられるのか。」と初めて知ることが多かったということです。もちろんこれまでミーティングなどで監督さんの考えていることはおおよそ分かっているつもりでした。しかし、その事はほんの一部に過ぎず、かと言ってこの本を読んだからといって監督さんの考えが全て理解できるというわけではないのですが、何が言いたいかというと、この本の内容を理解してもほんの一部にしか過ぎないのに、その一部のことさえも知らずにこのチームにいたという事実があるということです。それではいざ挑戦や試合をしようとなっても何も得るものは無いし、自分にとって有益な経験にはならないでしょう。なのでこの事実は監督さんのことを1番知っておかなければならない学生コーチが何も知らないままいたところだったということで反省し今後に活かしていきたいと思います。
 次に私はこの本の内容の中で印象に残った部分があったので紹介しようと思います。それは、孫子の兵法の言葉で「兵とは国の大事なり。死生の地、存亡の道、察せざる可からざる為り」という部分です。意味としては、戦争は国家の命運を決める重大事である。国民の生死、国家の存亡がかかっている。よって細心の注意を払う事。です。
 なぜこの部分が私の印象に残ったかというと、私自身にとっての座右の銘の意味に似ていたからです。私の座右の銘は、泰然自若という言葉で意味は、どんなことが起きても冷静でいる様。です。これと戦争、私たちに置き換えて言うのであれば試合をしていく中で熱い気持ちを持つことも大事だが心は常に冷静でいなくてはならないという孫子の兵法のこの言葉に似ている部分があると感じ、「やはりなにか相手と相見えることがある時は熱い気持ちを持ちながらも冷静な脳でいなければならないのだ再認識させられました。
 最後に私は学生コーチという立場になって選手の時以上に広い視野を持ち、様々な考えを汲み取り、理解しなければなりません。常に熱い気持ちを持ちながらも冷静で正確な判断ができるようになります。そしてこの野球部を引退する時に必ず「学生コーチが竹中でよかった。竹中しかいなかった。」と言わせます。今はそんな未来のために何事にも挑戦し泥臭く日々を過ごします。
宮下 遼太
2021.08.16

竹中は竹中のスタイルを出すことでより西南野球部がいい方向に進んでいくと思います。
自分らしさを出すためには、監督の考え・みんなの考えも知らなければいけません。
そこから竹中の色が出たコーチングができればもっとチームがいい方向に進むと思います。
頑張りましょ!

太田 洋介
2021.08.16

【今まで東監督のことを何も知らないままこのチームに所属していたのだなということ】
素直で良いと凄く思います。
そして、気づいたことから全てがスタートします。
学生コーチは監督の分身ぐらい監督を理解してなければいけないポジションだと思います。
是非、頑張って

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