Equalを読んでの感想

はじめまして。西南学院大学25期の江藤綜也です。今回は東監督の著書「Equal」を読んで、感じたことを記したいと思います。私は特に印象に残っていることが3つあります。

1つ目は、自己分析能力​についてです。どのように打ってどのように投げるかなど、自分の体にあった使い方や手段を選択することで成長のスピードも変わってくると思います。その為には、まず自分を理解することが大切になってきます。また、自分の置かれている打順やポジションを考えて、自分は何を求められていてどのような役割を果たすべきなのか等を理解する為にも自己分析能力が重要です。練習を行う際にも、自分にはなにが足りていないか、どんな力をつければ良いかを考えながら練習することで日々の成長に繋がると感じました。

2つ目は、観察力・洞察力についてです。「観察力」とは、目に見えるものを見る力、「洞察力」とは、目に見えないものを見る力です。私自身、観察力は高校時代から大切にしているものであったので、とても興味深いものでした。私は人間観察をすることが好きで、他人をよく観察しています。人の表情やしぐさをいつも観察していると、その人の性格や心情を読みとる力がついてくると感じます。観察力が身につけば、相手の癖や隙を見つけることが可能になると考えました。逆に言えば、他人に観察された時、自分の癖や隙を見られないような行動を取るように意識しなければならないとも言えます。この観察力に比べて、私は洞察力が欠けていると感じます。洞察力は直接目に見えない分、雰囲気や直感が必要になるため、これからは洞察力をアップさせたいと考えました。

3つ目は、相手を知る​についてです。監督がミーティングでもよく仰る、物事は常に表裏一体の考え方をすべきであるということが心に残りました。自分がどうしたいかを考えるより、まず相手の心理を考えるべきだということが理解できました。勝負事は相手の嫌がることをする、相手の隙をつくことが重要です。そのためにも事前の準備やデータを徹底し、相手を知ることが勝利へ近づく手段だと感じました。

私は、自己分析能力、観察力・洞察力、相手を知る、という3つのことを意識してこれからの野球や日常生活に取り組みたいと思います。1日1日を無駄にしないよう、目標・目的をしっかりと持ち過ごしていかなければならないと感じました。
宮下 遼太
2021.08.16

相手を知るために、江藤君は何をしますか?自分を知るために何をしますか?
その答えは先輩たちが知っていると思います!
頑張っていきましょう!

太田 洋介
2021.08.16

1日1日を無駄にしないということは当り前ですが、なかなか出来ることではありません。
毎日の目標を立て、是非実践して欲しい。

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