私は幼稚園の年長から中学3年生まで水泳を習っていました。小学校低学年の時に、選手コースという試合に出られるコースに上がりました。毎日練習漬けの日々だったけど、風邪をひいても練習に行くくらい水泳が大好きでした。私は水泳をやっていて、2回大きな挫折を味わいました。1回目は小学4年生のときです。試合に出る度にタイムが落ち、それが1年ほど続きました。「自分は頑張って練習しているのに。他の子はタイムが上がっているのに。」と、ひたすら他人と比べて1人で考え込み、試合が終わる度に泣いていたのを覚えています。2回目は中学3年生の時です。自分が目標にしていた試合に出ることが出来ず、タイムも思うように伸びなくなり、高校受験を理由に水泳を辞めてしまいました。その時は受験勉強をするからといって練習に行かなくなったけど、実際は諦めたのです。今思えば、100歳まで泳ぎ続けると意気込んでたほど水泳が好きで辞めるつもりなんて無かったのに、簡単に諦めてしまった自分を後悔しています。もっとコーチに言われたことを意識して練習したり、1人で悩まずにコーチや水泳仲間に相談したり、がむしゃらに練習するだけでなく時に休息したりと、改善することは沢山あったはずです。たまに私は水泳をやってた頃に戻りたくなります。
この経験から、私は挫折しても諦めてはいけないことを学びました。特に好きなことだと後から後悔してしまいます。失敗したり挫折したりすることはこの先の人生において沢山あるかと思います。だけど、この経験を思い出し、1度立ち止まって考え、後悔しない選択をしたいです。