管理職

「管理職教育とは、どのように進められるのでしょうか?」


上記のようなご質問を、先日、顧客企業様より伺いました。
上記企業様は、これまで管理職はもちろん、一般社員に対しても、短期間の教育研修や体系立てた教育研修を実施されてこなかったと言われています。
それでも年商は、年々2倍の成長率で発展されています。
自社独自のビジネスモデルを、経営陣が構築されているのです。


業績は向上される中でも、今回弊社に管理者教育のご依頼をされたのには、理由がありました。


「組織体制を構築することで、役割分担を明確にし、経営方針を浸透させていき、社員を体系立てて育成していきたい」

そのような想いから、この度はじめての取り組みである「管理職養成トレーニング」がスタートしました。

少子高齢化によって労働力人口が減少しており、企業は限られた人財の力を最大限に活用することが求められるようになりました。
平均寿命が延びて人生100年時代といわれるようになり、定年後の継続雇用で社員の勤務年数も延び、より長期的視点から研修を考える必要があります。
 

「労働力人口の年齢構成比の推移」
資料:総務省「労働力調査(基本集計・長期時系列データ)」より引用


日本で働く人の半数が45歳以上という年齢構成を考えると、このミドル世代の活躍の場を広げていく必要があります。



一方で、グローバル化、ボーダーレス化が進む中、合理化に目が向けられるあまり、日本的経営の良い精神までもが失われてきつつあるように感じます。

時代に適合する、というのは、過去の全てを否定するのではなく、 
● どのような環境や条件の元で成功したのか
● 従来のやり方の中で環境や条件が変化しても通用するものは何か 
を分析することも重要であると考えます。



「和魂洋才」(※)というように、
原理原則に照らして変えてはいけないことを冷静に分析し、
新たな価値観を見出し、
③業績向上につながる行動の変化をもたらす管理職が必要であることは、
これからも変わることはないでしょう。

※和魂洋才:日本人としての精神を堅持しつつ、西洋の学問・知識を受け入れること。


 弊社の管理職養成トレーニングはまさに、今の自分を見つめなおし、時代の変化、会社の未来について真剣に考えて行く取り組みとなります。