自分を変える勇気

昨日、本日と企業コンサルティング業務に従事しております。  
今回は、主担当を弊社高橋が務めております。受講されている23名の営業所長皆様は、商社の営業職として成果を出し続けて来られた方々で、今回で3年目(3コース目)の研修トレーニング®︎のご受講です。研修トレーニング®︎後も、各営業所で「人財育成」と「業務改善」に取り組んでいただきます。受講者皆様の平均年齢は44.9歳、勤続年数は平均18.2年です。

3回目の研修トレーニング®︎ということもあり、受講後の営業所での取り組みや成功事例を、積極的に共有される方も増えてきました。経営陣は勿論、優秀な人事部長をはじめとする人事課の方々、泥臭い営業からたたき上げで売上利益に貢献されてきた所長の方々が、「自社のビジョンの実現」「自社の社会的存在意義の浸透」「営業所のビジョンの確立」を有言実行で取り組むべく、真剣に臨まれています。 ベテラン社員であり、今まで独自のやり方で成果を出されてきた方が、新しいことを学び、今までのやり方を変えることは、勇気がいることであり、相当な負担が伴うでしょう。

現に2015年の研修トレーニング®︎では、研修会場の空気は、険悪な状態でした。年功序列を重んじる企業風土であり、弊社高橋を受け入れる方は、誰一人いませんでした。一回り二回り以上歳上の受講者皆様に対して「受講者皆様が変革を求められることに対して、恐怖感を持たれている。そのため、私が誰よりも勇気ある行動を示さなければならない」と高橋は述べて、二日間の集中トレーニングに臨み、結果として皆様の信頼を勝ち取りました。

ベテラン社員や管理職社員の方々にとって、新しいことを受け入れることは、新入社員が新しいことを学ぶ以上に難しいことでしょう。4年間、ご一緒してきた所長の方々は、今まで成果を出されてきたにも関わらず、新しいやり方を学び、今までとは異なる手法を実践するため、相当な負荷がかかり、納得できないことも多々あったはずですが、その中でも皆様が勇気を持ち、自己変革されていきました。ITツールの活用が苦手な方は、活用方法を自分が学び、部下の方へツールの活用術を習得させました。40、50歳を超えて、新しいことを学び、朝礼で企業の存在意義を伝え続けている方もいらっしゃいます。変化し続けている方は、自信に満ちていて、活力を感じられます。


常々感じることですが、私も変わらなければなりません。


私は、大学3年生の10月から、秀實社に在籍しております。最初は学ぶ立場である生徒として秀實社に関わりましたが、サービスを提供する側としての秀實社は、お教えする立場である、コンサルタントを求めています。社内で考えてしまうと、まだまだ教わることが多いので、見誤ってしまいますが、私はお客様にお教えする立場であることを自覚します。そのためにも自分自身が弊社のサービスをご導入いただく方のどなたよりも、努力し続けなければなりません。また、自己中心的という言葉があるように、自分視点での物の見方、考え方では見誤ってしまうので、お客様が求める立場で行動するよう実践いたします。


明日の人事評価制度運用プロジェクトは、私が責任を持ち、職務を遂行いたします。