本線へのいきごみ & てごほ~むにポルトガル語のチラシがある理由

てごほ~むのページにアクセスありがとうございます!
学生団体総選挙の本戦が着々と近づいてまいりました。
いきごみとしては、先日のミーティングでもてごほ~むのコンセプトだったり考え方がいろんな方、地域に広がることを目指して伝えられればということになりました。

今後てごほ~むの活動を広げていく1つの方向性として、外国ルーツの中高生にももっと参加をしてもらうということがあります。
てごほ~むのfacebookページをご覧いただいた方はご存知かと思いますが、てごほ~むの告知のチラシにはポルトガル語のものもあります。

出雲市内には電子部品の大きな工場があり、そちらでは多くのブラジルからいらっしゃった方が住まわれています。ご家族で日本に来られている方も多く、ご子息の中高生は市内の中高に通われています。
出雲市の調査によると、令和2年1月段階で出雲市内には2,591人のブラジル人の方(出雲市全体の外国人は約4,500人)がおり、内3割は子供と同居しているということでした。
こうした背景もあり、県内の日本語指導の必要な小中学生は2013年度の66人から2020年度の235人に急速に増加傾向にあり、出雲市の大きな課題です(2020年10月21日朝日新聞 朝刊 p.23 島根)。中学卒業後の進路も5割が高校に進学し、2割弱が就職するということで、継続的に学んでいくこと、地域に出ていくことが難しい現状があります。
こうした子どもたちの居場所にもてごほ~むはありたいと考え、前述のポルトガル語のチラシを掲載しています。これまでも何人か外国にルーツをもつ子どもたちに参加していただけましたが、これからも働きかけや理解を深める活動は継続されていくと思います。

ブラジルにルーツを持つ方々の支援について精力的に活動されている方とのつながりもてごほ~むはあります。そのあたりのお話もまた別のメンバーが執筆してくれるかも(?)しれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!