技術を覚えるために

今日は、先生から新しい技術を覚えるためにどのような段階を踏んで身につけていくかという話をしてもらいました。
​第1段階は、プレーのイメージをつかむこと。まずやってみて体験をすることが大切。
​第2段階は、意識すればできるようになること。第1段階で掴んだイメージや、体験して得たものを言語化できるようになることを目指して、感覚を磨いていく。
そして第3段階が、その技術が自動化され、プレッシャー下においてもフローな状態で最大パフォーマンスが発揮されること。
​人は、自然に結果や他人にとらわれてしまうもので、プレッシャーがかかるといつの間にか自動化でできていたことも意識下の状態に戻ってしまう。しかし、そういう時こそ自分の心が今どういう状態なのかに気づき、どうやってフローな状態に持っていくかが大事である。そのために、セルフトークを行ったり、身体をリラックスさせたりすることが重要。
最初はm、cm単位、秒単位の技術でもコツやツボを理解し、何が大切なのかを明確にすることで段階を踏んでいき、mm単位、コンマ単位の磨かれた大脳レベルで行われる感覚になっていく。

​私は、特に試合の緊迫したアンダープレッシャーな状態の時、結果にとらわれてリラックスができず力んだり慌てたりしてしまうことが多いです。そういった時こそ、今日の話にあったように、セルフトークをしたりして自分が今どういう状態なのかに気づくことに目を向けようと思いました。また、スパイクもレシーブもブロックも技術がまだまだなので、急に上手くなることは無いかもしれないけど一つ一つ段階を踏んで、常に自分の最大パフォーマンスができる心や体の状態を作って感覚・技術を磨いていこうと思いました。

2回生 白土朱音

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