16人に１人

「16人に１人」

​一体これは何の割合だと思いますか？

これは、山梨県内でヤングケアラーの可能性がある子どもたちの割合です。

ヤングケアラーとは、本来、大人が行うと考えられている食事のしたく、洗濯などの家事や家族のお世話などを日常的に行なっていることにより、子ども自身がやりたいことができないなど、子ども自身の権利が守られていないと思われる子どもとされています。

​2021年7月に、山梨県内の子ども食堂や地域食堂運営者を対象に、ヤングケアラーの実態調査が行われました。その結果、食堂の運営者が把握しているだけでも約16人に1人の子どもがヤングケアラーの可能性があるとわかりました。

つるっ子プロジェクト実行委員会もこの調査に参加しましたが、正直私たちメンバーはヤングケアラーについて知識や理解がなく、普段接している子どもたちにそのような疑いがあるかどうかさえ分かりませんでした。

そのため、山梨県内にはこの調査結果よりも多くのヤングケアラーが存在すると思います。

ヤングケアラーに対する知識をつけ、理解を深め、今までより一層地域の方々との交流を深めていく必要があると思いました。