あふれる思いとキャベツ。僕の団体の魅力と過去。

こんにちは。最近ディズニープラスに登録したWiZ Habitat増田です。



ディズニーっていいですよね。めっちゃ好きだったってわけじゃないですが、なんとなく登録してずっと見てます。

リトルマーメイドのパートオブユアワールドにとにかくハマって、今ではもうアリエルにだってなれます。


最近は、リメンバー・ミーを見て泣きそうになりました。

あと、主人公の声優とてもいい声ですね。あんな声と歌唱力を持って生まれたかったなと思うばかりの今日この頃です。ギターも弾けたら最高ですよね。


1か月は無料で見れるので、もしよければ。ステマみたいになりましたが、普通にいいですよ。最近アナ雪2も見れるようになったし。




まあ、そんなどうでもいい話はこの辺にしときます。


最近もあまり人間と話してないので、話したくて画面に文字を打ち込む量が会話ばりになってしまってます。

この調子で書いていくので、今回は超長いよ?多分。



今日のテーマは、僕を狂信してやまない後輩(怖いよね)からのリクエストで、


「WiZに対する期待や後輩に託したい想い」

について書いていこうと思います。

ほとんどが僕のWiZ人生の振り返りになると思いますが、僕のウィズの好きな所を残してほしいって話です。笑

今後もっと成長していく団体だから、大切なもの、素敵なものは受け継いでいってほしいですね。



少し恥ずかしいような気がしますが、もう今年度で卒業なので形に残してもいいかなと思ったのでこれに決めました。


独り言だと思って見てください。少し語らせてください。





僕ウィズのことめっちゃ好きなんですよね。


大学1回生からずっといるんですが、最初は友達に一人は心細いからと新歓についてきてと言われ、あんまり乗り気じゃなかったんですが、僕の行きたかったバドミントンサークルの体験についてくるという条件で飲みました。


後輩にはボランティア中毒おじさんと陰で言われていますが、もともとそういう人間ではありませんでした。



僕がウィズに入ったときは団体ができたてだったので、ボランティア活動はあまりなく”レクチャー”というディスカッションがメインのプレゼンを活動でしていました。


お題は国際問題や社会問題や、自分の興味のある分野などプレゼンターが自由に選び、そのお題に対しグループワークやディスカッションするんですが、最初参加した時は驚きました。


まじめ。


まだ高校生気分のひねくれ大学生だった僕は、もちろんこのようなディスカッションはしたことはありませんでした。ですが、みんな真剣に考えて発言しあうんですよ。

先輩もいましたが、同い年がほとんどを占めていました。これも驚き。


僕は社会問題・国際問題とかをニュースや人から聞いたり話すと、どうせ変わらないと思う人間でした。


なにやっても自分一人が働きかけようが世界には何か大きな力があって、それには絶対勝てないから何やっても意味はない、と思っていましたが、レクチャーでは、こうやれば解決できるんじゃないか?自分たちにできることは何かないだろうか?をレクチャー中みんなでずっと話しているんです。


ぶっちゃけますが僕は「ポジティブ人間しかいない奇妙な団体だ!むり、キラキラしすぎてきもい」と思ってました。



今思えば、そこから僕は惹かれていったんだと思います。

理想のような世界を目指して本気であーだこーだ言っているみんなの話は聞いていて楽しかったんです。


本気で話している人はほんとうにカッコいいんです。




そんな世界になれば素敵だなとか、

もっと幸せだなとか、

自分たちにもできることはたくさんあるんだなとか、


みんなの本気の話には言葉に心がこもっていて、すごい刺激を受けたんです。

それを感じてから僕はウィズにのめり込んでいきました。



のめり込んでからは僕も発言するようになりました。


考えて、聞いて、調べて、考えて。話すとみんな必ず丁寧に聞いてくれる。


発言しようとする時って億劫になるんですが、ウィズではそう感じませんでした。話すのがとにかく楽しくて。



レクチャーも、真面目という印象はとっくになくなって、みんなプレゼンの合間にガヤやツッコミが入ったり、小ボケ挟んできたり。

でもディスカッションになると急に切り替わって。本当に居心地の良いところでした。



1回生の終わりには初の海外ボランティアの派遣に参加しました。

すごい病気になったけど、それでも貴重な経験をしたなと感じていました。



時は流れて、2回生。副代表に任命されました。



代表は僕の中で一番キラキラしてる友達。

もう一人の副代表は、冷静で落ち着いてるおしゃれガール。

幹部もみんな賢い人ばかり。絶対うまくいくと、団体の士気も上がっていました。



しかし、実際は全くうまくいきませんでした。


メンバー同士衝突することも増えてしまい、僕も別のボランティアを言い訳にみんなとの距離を少し置いたりしてました。



どこでも”代表”という存在にはヘイトが集まりやすいとわかっていながら、味方でいることができず、当時代表だった友達を傷つけてしまったこと。

今思うと、嫌われたり、不満をぶつけられるのが怖くて逃げていたんだと思います。


副代表として何一つサポートできてなかったのではないかと、今でもたまに思い返したりします。




代替わりをして4か月で、10人いた幹部メンバーがばらばらになってしまい、それ以降3役(代表副代表会計)で打ち合わせしたり、活動の準備をするのが多くなりました。


あれだけみんなと一緒に活動することが楽しかったのに、どこかに違和感のある空気がまとわりついて楽しくないような、さみしい気持ちがずっとありました。



気持ちとは裏腹に、活動は増えていき、認知度も上がり、新入生も入ってきたりして団体として成長しました。

ですが、徐々に今まで来てたメンバーが来なくなったり、いなくなってしまったり。


この年は色んな後悔と反省をたくさんしました。もちろん楽しいことやいい経験もたくさんあるけど。




今では必要な時期だったと思えますが、それは僕がこの時期に後から前向きな意味づけをしただけです。


団体は成長していくけど、心がついていかないまま3回生になってしまいました。





3回生になるとき

僕は代表に任命されました。


立候補者がおらず、前代表の推薦という形で。

あまり乗り気ではなかったのですが、やはりウィズは好きなので、やることを決意しました。





1回生のころの、あの楽しさをもう一度。



これだけはどうにか達成したかった。ウィズの一番好きなところ。




誰かの本気の意見をみんなが受け入れる。体温が高くなるようなあの空間。

なんかわからないけど、みんなを見て頑張らなきゃって思いながら歩く帰り道とか。






だから色々した。みんなに助けてもらいながら。

そしたら活動がどんどん増えてった。





組織の再構成や、活動の仕組みを変えたり、

募金活動の仕方や、募金箱、看板、セリフ全部新しくした。





クリスマスの次の日に大学の最寄り駅の会議室を借りてイベントもした。Zを2と勘違いされたっけ。

持論を熱弁して、一番心に響かせた人を決めるG-ronグランプリも開催した。誰か悔し泣きしてた。

偶然がかさなり、地域の花火大会のボランティアや、こどもキャンプの引率ボランティアの活動もできた。



こどもの居場所をつくる活動も。

熊本に2泊3日でボランティアだって。

他大学と合同でイベントを開催しようって今も動いてる。





新入生もめっちゃ増えて、一気に60人くらい入ってきた。




なんだか想像してたのとは全く違ったけど、あの頃の雰囲気が戻ってきて嬉しかったです。みんな良い顔してくれるのが本当に嬉しくて。





印象にあるのは、新入生が熊本にボランティアに行った報告会。


熊本ボランティアの全工程、魅力、熊本で感じたもの全てを伝えてくれました。

あれほど心躍る報告会は初めてだったかもしれない。それを新入生にしてやられました。

悔しかったけど、嬉しかったです。聞いてるみんなが、楽しそうでした。




終わった後、すごかった、と口々に言ってました。

帰りには、みんな、「なんか頑張ろ」って言いながら手を振ったりして、本当にうれしかったです。

その頃から、ウィズが加速してる気がします。




色々実行できたのは、何か新しく始めたい、変えたいというウィズの雰囲気と僕の相性が良かっただけだと思います。

ほとんどはメンバーが何かを始めることを許してくれたから。たくさん助けられました。





これから、という時に代表の時期が終わりました。

もうこれからを最前線で作れないから、残したい思いがあるんです。



好きだからこそ、残したいんです。