【究極の団体競技】ボート部 主将インタビュー!

皆さんこんにちは!
最近は暑い日が続いていますね!
私はとっても暑がりなので夏は苦手ですが、今年は一日でも早く、太陽を浴びながらみんなと部活がしたいです!!

さて、本日は究極のチームスポーツと言われているボート部さんの魅力に迫ります!
(※ボート部は学習院、成蹊、成城の三大学のみです。)

三大学は普段から交流があるみたいで、終始笑いの絶えない楽しい対談でした!
ちなみに、 今回は主将の皆さんのお名前を各大学ボート部のチームカラーにしたので、ぜひ船を想像しながら読んでみてください^^
(学習院:紺、 成蹊:黒/赤、 成城:黄/青)

それでは、どうぞ!


取材日:5/27
担当:関口、菊池、高貝
編集:高貝


石岡学習院大学ボート部の主将をやっています、石岡滉一朗です。よろしくお願いします!」
渡辺成蹊大学漕艇部の主将をやっています、渡辺真生です。よろしくお願いします!」
五十嵐成城大学ボート部の主将を務めております、五十嵐皇貴と申します。よろしくお願いします!」

高貝「いきなりですけど、皆さんお友達なのですか?(笑)」
五十嵐「お友達ですね(笑)」
石岡/渡辺「そうですね(笑)」

高貝「すでに仲の良さが伝わってきます!(笑)では早速いくつか質問させていただきます。まず、ボートという競技の魅力を教えてください!」
石岡「僕が思うのは3つあります。1つ目は水の上をすべりながら進むスピード感。これは本当に気持ちいいです!2つ目は究極のチームスポーツと言われている競技なので、メンバー全員で息を合わせて漕ぐことによって味わえる達成感。そして3つ目はスター選手が生まれづらい点。1人でもかけてしまうと競技として成立しないし勝てないのが、とても好きなところです!!」
渡辺「かぶってしまう部分もあるのですが、やっぱりボートは【究極のチームスポーツ】と言われているので、漕いでいるときに、8人なら8人、4人なら4人でぴったりそろって漕げて船が進んだときの疾走感というか、1漕ぎで船がグーっと伸びていく感覚がとても好きです!あとは他のスポーツに比べてセンスが問われず単純な動きなので、運動神経に自信がなくても努力次第で早くなれる点です!」
五十嵐「2人が言ってくれたことが魅力のほとんどなんですけど…(笑)あとは、マイナースポーツだからこそトップとすぐに戦えるところですかね。やってきたことのやりがいや成長が見えやすい競技です!!」


高貝「ちなみに普段の練習は、どこで行っているんですか?」
五十嵐/石岡「えーっと」
五十嵐「あ、じゃあ石岡、任せた(笑)」
石岡「おっけー(笑)埼玉の戸田公園に各大学の艇庫(ボートハウス)があって、そこに船が置いてあるので、そこに集合して練習します!」
渡辺「成蹊は合宿生活みたいな感じで寮になっているので、そこを拠点に生活しています!朝練をして、学校に行って、放課後も練習をして…という感じです!」
五十嵐「成城も、夏場は大会が多いので、大会前は合宿生活をしています!」
石岡「学習院も同じような感じです!」
五十嵐「みんなそうだよね、あの辺の学校は(笑)」

関口「じゃあもうバイトとかも近場でやってしまえば、あそこ住めますもんね!」
五十嵐「うんうん、戸田でバイトしている部員いる(笑)」


高貝「では、続いて五十嵐さんから順に入部理由を教えて下さい!」
五十嵐「自分は高校までずっとサッカー部だったので、その延長線上で、真剣に取り組む楽しさという面で部活に魅力を感じていました。ボート部を選んだのは、競技より人に惹かれた部分が大きいです!先輩たちもすごく良い雰囲気ややりやすい環境をつくってくれていたので、自分自身ずっと頑張ってこられました!」
高貝「サッカーを続けようとは思わなかったのですか?」
五十嵐「入ろうとしていて、体験会もいっていました(笑)でも新しい事を始めてみたい気持ちもあって、そうしているうちにボート部に出会ってしまった感じです」

高貝「なるほど!でも、ボートってですよね?」
「あーーー(笑)」
五十嵐「おい石岡!説明して!!(笑)」
石岡「ボートは、ですね!」
渡辺「足元にある重たいものを持ち上げるときって、しゃがんでから足を伸ばして持ち上げるじゃないですか?それを横にしたイメージなので、メインは足です!」
高貝「すっごく納得しました…!足ですね、失礼しました(笑)では次に渡辺さんお願いします!」
渡辺「僕も高校までずっと野球を割としっかりやってきたので、大学では野球のサークルに入ってプラプラ過ごそうと思っていました!でも野球はやっぱりやるなら真剣にやりたい気持ちが出てきて、でもプロになれるわけでもないので、大学から始められる部活を見始めました。そこでちょうどボートフェスという試乗会があって、体験してみた時の疾走感が楽しかったのと、自分にでもできそうだなと感じたことから、ボート部に入部しました!」
石岡「僕は中高帰宅部で、大学でも旅行のサークルに入って友達いっぱい作ろうと思っていました!でも雰囲気が合わなくて、自分が意外と真面目だったことに気づきました!そこで、部活には真面目な人が多いと先輩に教えて頂いたので、色々な部活の体験会に行きまくりました!その中でボート部は先輩の雰囲気が本当に良くて、きつい競技だからこそそれを乗り越えてきた先輩をとても尊敬して良いなと感じたことが大きいです。あとは少しくさいことになるのですが(笑)大学に入って成長したいと思ったので、入部を決めました!」

高貝「ありがとうございます!何部出身が多いとかってあるのですか?」
渡辺「結構バラバラですけど成蹊はテニス出身が多いですね!」
石岡「学習院はバラバラですね…」
五十嵐「成城もバラバラですが、体育会系ではなかった人が結構います。例えば、生物部とか!」
石岡「あー学習院も生物部いる!」
渡辺「成蹊も料理部いる!」
石岡「あとは軽音部もいて、リズムをとるのが得意なので活躍しています!」
渡辺/五十嵐「あーいるいる!!」

関口「体育会系と文化部出身ではどっちのほうが感覚的に多いですか?」
五十嵐「感覚的には体育会系出身が多いかな~」
石岡「うんうん、でも誰が活躍するかは入ってからって感じだよね」
渡辺「うん、みんなゼロからのスタートだから、やったらやった分だけ伸びるって感じ!」
五十嵐「本当にそう!!(笑)」

高貝「経験者とかも滅多にいないですもんね!」
渡辺「成蹊には一人だけいます!」
石岡「学習院も高校にボート部があるので、続けたい人は入ってくる感じです!」
五十嵐「成城も一人だけいます!」

関口「経験者と未経験者では最初は差があると思うんですけど、その差は埋まっていく感じなのですか?」
渡辺「はい!すぐに埋まります!未経験者のほうが速いなんてこともあります!」


高貝3大学の交流は普段から結構あるのですか?」
石岡「そうですね、練習時間とコースが同じなので、普段からありますね!船につけるオールの先に色が塗ってあって、どこの大学かわかるようになっているんです。だから、うちの部員は成蹊や成城を見かけると、おーいるじゃん!となりますね(笑)」
五十嵐「うん、意識はしているよね(笑)」
渡辺「ね、横に並んだりするともうガチる(笑)」
石岡「うん(笑)あとは普通に三大戦。と、ポイントには加算されないものなのですが、ボートの動きを陸上で再現できる機械があって、それでタイムを競い合う大会もやっています!」
高貝「それも伝統的なイベントなのですか?」
渡辺「いや、ここ3、4年くらいで始まったものです!」
高貝「なるほど!では本当に繋がりが強いのですね!」
石岡「そうですね!あとは成蹊と成城は隣だからもっと色々あるよね?」
五十嵐「そうだね!成蹊と成城は寮が隣で、学校名が似ていることもあって、郵便物が間違えられることも多々あります(笑)」
石岡「あとは同じ通り沿いにいるので、すれ違うといつも挨拶します!」
渡辺「うん!あと僕は行ったことないんですけど、成城と成蹊とかだとオフの日が被るとご飯にいったりしているみたいです。」
五十嵐「あー、俺も行ったことないけど、行っているよね(笑)」
渡辺「うん俺も誘われないから(笑)」
(きっと忙しいと思われているんですね笑)


関口「合同練習とかもするのですか?」
石岡「練習試合を【ならべ】と呼ぶのですが、やっぱり声をかけやすい存在ですね!」
渡辺「規模も同じくらいなので、最初に声をかけるなら成城か学習院ですね!」


高貝「これまでお話して頂いた内容以外で、ボート部ならではのアピールポイントはありますか?」
石岡ボートは就職に強いです!大会ごとにチームを解体してまた作って…と、チームを養成する力が本当に身につくので、そこを理解してもらえます!あとは戸田公園の周辺に色々な大学があるので、頭いい人たちと繋がれます(笑)」
五十嵐「たしかに大学同士の交流は他の部活に比べて盛んだよね!船の貸し借りもたまにするから、みんなで協力し合える関係です!」
渡辺「あとは、同じ場所で日本代表の人が練習していることもあるので、とても良い刺激になります!」
石岡「そうだね!あと、新入生向けのトレーニングが必ずあります!先輩たちは化け物みたいな体力ですが、新入生は段階的に上げていくので安心です!」
渡辺「うんうん、みんなゼロからのスタートだからこそ、新入生へのサポートが本当に手厚いよね!」
五十嵐「あとは、めっちゃ痩せる(笑)陸上マシーンは痩せるから、鍛えたい人におすすめです!いい感じのマッチョになれます!逆三角!!マネージャーにもおすすめです(笑)」
石岡「ボートは一発勝負だからこそ、そこに向かってチーム一丸となって取り組んでいるため、みんなで達成感を味わいたい人におすすめです!!」
高貝「ありがとうございます!本日は貴重なお話ありがとうございました!!」



実はこの後も自粛期間のトレーニング方法や各大学の船へのこだわりなど、本当にさまざまなお話を聞くことができました◎
(文章にすると長くなってしまうので急な終わらせ方となってしまいました…!)
ちなみに皆さんの活動場所である戸田公園の真後ろに荒川があるため、夏は屋上で人混みを避けながら、でーっかい花火を見ることができるそうです!!THE青春ですね^^

高校までの出身部活やセンスが問われず、努力次第でどこまでも上達できるボート。三大学で切磋琢磨しながら高め合っている様子がとっても伝わりました!素晴らしい関係性ですね!今後とも皆さんのご活躍に期待しています!

最後の学生生活で、仲間と共に成長し続けたい人にとって最高の部活だと思います!

ぜひ一度お話を聞いてみてください!


それでは、次回のインタビューもお楽しみに^^

学習院大学 高貝菜々子

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