マインド

自分の中でこの3つは常に意識して生きていると思っています。

一つ目の「他人への優しさ」を強く意識するようになったのは自分の父親が深く影響しています。父親は常に自分本位で他人の気持ちを考えられず子供な部分が多いため、とても尊敬できる人間ではなく、大嫌いな存在です。幼少期に他人を傷つけるような父親の様子を目の当たりにした私は父親に対して恐怖を抱き、常に顔色を伺い他人が今どういう気持ちなのかという事を気にしてしまう人間になりました。

小さい頃はそんな自分が嫌いでしたが、それを長所にしようと思い、他人の気持ちを推し量り、意図を汲み取って行動するようになりました。そして自分の主張だけではなく相手の意見も尊重して物事を考えることを意識しています。それが自分の思う「優しさ」です。

二つ目と三つ目は今まで生きてきた中でとても大切だと思う場面が多くあり、意識するようになりました。特に私はサッカーをずっとやってきた中で、これらを多く学んだ気がします。自分が成長する上で驕りがあっては絶対に伸びません。自分の位置を低く設定し、謙虚な姿勢で常に上を見上げることで人は成長できると思います。また他人への感謝を忘れては自分はただ享受されるだけの存在になり、自分から人はどんどん離れていきます。他人から何かをもらったのなら、それなりの態度と見返りを示すことはどんな場面でも大切であると思います。