これは私が子どもの頃から大切にしている考え方です。普段から人に優しくしていれば、自分の周りにも自然と優しい人が集まると自身の体験から感じているからです。昔から困っている人を見ると、自分を犠牲にしてでも助けようとする性格でした。そのせいで後から大変な思いをすることもありましたが、それでも今もこの考え方を大切にしているのは大学での経験があったからだと思います。
2年生の時、所属していたサークルでリーダーを務めたことがありました。20人程度の小さなサークルでしたが、その中には性格や能力の違いはもちろん、肉体的または精神的な病を抱える学生、夜間授業を受けるため他のメンバーと異なるライフスタイルを送る短大生などそれぞれの問題や悩みを抱えたメンバーたちがいました。一人一人と時間をかけて向き合い、共に問題解決に取り組んだことで信頼関係を築くことができ、結果一つのチームとしてまとまって動くことができました。リーダーとして関わった一年間は、たくさんの時間と労力を費やし、大変な思いをしたこともありましたが、今では困った時はお互い助け合えるような頼もしい存在です。
桑島円香さんのマインドに共感