これまでに教育を受けた経験は、自分のマインドとしてカラダにしみ込んでいるものです。
仕事で向かうべき方向性を定めるときも、
異動があったときも、
なにかクラスで取り組むときも、
プライベートでなにかあったときも、
これまで出会ってきたスローガンをよく思い出します。
これは、教育者という職業の私が出会ってきた教育者から受け継がれたものなのかもしれません。
当時は色々な感情があったとはいえ、その教育の価値を今になって感じるからこそ、
私はその教育者たちの想いを伝承していく必要性を感じています。
- 心磨技練・・・小学
- 開拓、奉仕、協調・・・中学
- いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝す。・・・高校、短大
- 彼のためにではなく、彼と共に。・・・大学
- 価値ある豊かさの創造・・・企業
- 新しいつながりが新しい解決力を生む。・・・団体
- 知らないでは済まされない。あたりまえを問え。・・・師 山本功
- 青年よ、未来に息吹くちからよ、あかく燃える友愛の火を、高らかにかざして、さあ、このおゝいなる橋を渡ろう。・・・盛岡世代にかける橋
- 連帯、人間愛、心のケア・・・あしなが育英会
私は、「社会を何とかしてやろう」「誰かに何かをしてやろう」などという、
そんなに烏滸がましいことを言えるような人間ではありません。
だからこそ、現場で「人と関わり」ながら「客観的な事実」を受け止め、
できることとしての「根拠ある知の伝承」にコミットし、
自身の無知を自覚したうえで常に学びながら職業生活を歩みます。
福祉、教育は、対象者の自立の実現に向けて、最終的には自分の手から突き放し、次のステップに移行させるものでもあります。
誰もがも生き心地がよくなる術を、教育を通じてこれからも探究していきます。
自分のやりたいことを優先しているが故、
家族には不憫な想いをさせています。いつか、家庭も職業も学生もみんなが笑顔でいられるように、身近を大切に日々精進していきます。
出会ってくれた人に「ありがとう」の気持ちを忘れずに、
出会ってくれた人に「この人に出会ってよかった」と思ってもらえる人間でありたい。
ふと想いだす詩 『雨ニモマケズ』
ふと想いだす歌 『イーハトーブの風』
ふと想いだす短歌 「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」