しぎょう
フォロー コンタクト

ヒストリー

出身地

広島県

幼少期の暮らし、体験

【まとば幼稚園】
 友達と先生に優しい人が多く、恵まれていた。キリスト教的な幼稚園で、道徳面での教育も土台がしっかりしていた。親も、旅行やキャンプ、スポーツなど多くの経験を積ませてくれた。
 環境要因で特に人格形成に大きな影響を受けやすい時期に人に恵まれていたのはありがたい。

【東浄小学校】
 読書が好きになった。特に知らないことがほとんどの時期だったため、本で得た知識がもとになり、自由研究なども好きだった。2年生から毎年受賞して6年では県の何か(あんまり覚えていない)に入選した。家族でアウトドアで遊ぶことが多かったため、よく見る昆虫の観察的な研究や、磁力や電気の特性の研究などが主だった。
 
 承認欲求のために成績やまわりの評価を気にしていた時期で、そのために塾に行っていたが、友達と別れるのが嫌で直前まで中学受験はしないつもりだった。塾の先生にすすめられて何となく受験した。モチベーションが他者依存だったため、勉強の量も質も足りず、第1志望には落ちた。



中学・高校時代

AICJ高等学校 2019年卒業
【中学校】
 学校が英語教育に力を入れており、英語ばかりで何もわからなかった。初登校でいきなりオールイングリッシュで、宿題を出されたことに気づかず、翌日怒られていることにも気づかなかった。入る学校を間違えたと思ったが、2か月もするとなれた。今思うといい経験だった。
 前半はただ生きていた。勉強も部活も努力していなかった。
 中三の時、国境なき医師団の方が講演に来て、国際協力に興味を抱くきっかけになった。今まで聞いたどの職業よりも「必要性」を強く感じた。また、留学に行きたかったが今まで勉強していなかった分、英検の必要級に到達しておらず行くことができなかった。
 中三のGWごろ、高校(中高一貫校) から、東医(特進的なクラス)に何人か上がれるらしいという情報を聞き、仲の良かった頭のいい友達とテストの点数を競い始た。
 仲のいい友達と成績が理由でクラスが別になりたくないという理由で中間や期末試験に特化した勉強をし、最悪学年50位(半分より少し下)程度だったが、学年の終わりには1位になった。

【高校】
 前述した国境なき医師団の方からの話から、医学面での国際協力への興味が頭の片隅にずっとあり、医学部進学を目指して勉強した。医学系の小説も読みまくった。(今思えば普通に医学の知識系の本を読めばよかった。)
 受験に使えるのと、学校が英語に力を入れており卒業までに準1を目標としていたことから準1までとった。
 勉強不足と面接の不得意の克服が間に合わなかったことが原因で医学部は落ちたので、後期で工学部に変えた。国際協力は技術支援でもできると思ったのと、単に機械や物理化学が好きという理由から工学部を選んだ。勉強不足の要因は、1度見た問題を2度と間違えないような徹底した復習が不足していたからだと思っている。かなり意識していたつもりだが、思い返せばまだ復習が甘かった。
 
 友達が非常に優秀な人が多く、いつも刺激を受けていた。医学部のために「とりあえず9割を安定してとるのを目指したい」と言ったら、「9割でいいんか?満点じゃなくていいんか?」と言われたときはびっくりした。良し悪しは人によるが、考え方として、ひそかに名言認定している。

大学・専門学校時代

広島大学
 国際協力に少しでも近づきたかったため、金銭周りや人数の規模、理念、支援形態(現地との親密性など)を判断し、STUDY FOR TWOという学生団体に入った。
 まず、自分たちの支援活動の意味と必要性を認識するため、1年の夏に支援先であるラオスに行った。そこで、必要性と同時に今の支援(当時奨学金を送る支援)の課題(アフターケアの必要性など様々)に気づかされた。
 
 支援形態を変えるため、団体内の「支援先調査プロジェクト」に2年初めに所属し、リーダーになった。2020年度の支援先として、より重要性と緊急性の高かった新型コロナウイルスの緊急支援としてネパールとタンザニアに対し、遠隔識字教育、遠隔女子教育のプログラムを支援した。
 
 また、1年春に「支部設立チーム」に所属した。マネジメント面で尊敬できる先輩方が多かったことと、支部の設立は売上向上のポテンシャルを多く秘めていること、支部の設立を知ることは将来理想の国際協力を「作る」可能性にもつながるかもしれないと思い所属したが当時は人数過多で担当支部が無かった。しかし、3年初めごろ、急激に人数が減少し、対して新支部数は激増したため唐突にリーダーになり現在新支部のサポートに奮闘している。

 2年中ごろ、2年春、3年初め、3年夏の合計4回全国規模のイベントや合宿の運営に携わった。うち2回は新入生向けのイベントで、新入生最初のスタートダッシュによって後のエンゲージメントに大きく影響するという考えから携わった。残りの2回は団体の課題を解決するために年2回定期開催される全国合宿だが、
・どんな面でも、「活動をよりよくしたい」というマインドの欠如
・そのマインドに対して必要な知識を自ら吸収しに行く主体性の欠如
・得た知識をもとに仮説を立てること、それを検証することができていないこと
などの問題に対し、課題をピックアップして解決したいという思いから関わった。2回目にしてようやく主体性の部分の一部が達成されつつある。

 3年初め支部の設立、支援先の調査(他団体の調査など)、組織運営において会計の知識の必要性を感じ、団体内の「会計チーム」に所属。税金についてや、経費の効果的な活用方法など、身になる部分が多い。現在勉強中。

 同じく3年初め、団体の学生代表に就任。「学生団体」という特性を最大限活かし、
・外部への協力をより得やすくするため、外部アプローチ戦略をたて、実行すること
・団体内で理念である「勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に」というものを全員で「本気で」目指す
ことを実現する。