どうもこんにちは!
EST16期(16.5期) の大森です。
最近、私事ではありますが、NHKの朝ドラ『エール』にハマっています。朝ドラを観ることで毎日元気が出る上に、コロナ自粛期間の崩れがちな生活リズムを保つことができ一石二鳥の効果があるのでオススメです!
さっそく本題に入りたいのですが、こういう自分の気持ちや考えを綴ることを久しくしていなかったので少しドキドキしております。また、この文章をどれくらいの人が読むのか、果たして興味を持って読んでくれる人がいるのかどうか気になりますが、ESTの知名度の向上につながり、潜在的な未来のESTメンバーの参考になれば嬉しいです。
まず、ESTに入った理由。
僕は、上でも記した通り正確には16.5期になります。いわゆる秋入会です。
何故、途中入会したのかということですが、簡潔に申し上げますと、その時の勢いで入りました。元々、僕はESTの他にもう一つ早稲田のサークルに所属しており2019年はそちらの活動に奔走していました。その活動がひと段落し、たまたまTwitterを眺めているとESTの活動を紹介した投稿が流れてきて、楽しそうだなーと思い速攻!!ではありませんでしたが5日後くらいにDMを送ったという訳であります。
勢いなんて書き方をしましたが、実際はボランティアに興味はありました。僕の所属する学科では主に社会教育(学校教育だけでなく公的に開かれかつ生涯に渡って行われる教育活動)について学びます。ボランティア活動や多文化教育はその主幹をなします。それらを半年とちょっと学んでいるとふと思いました。
「授業で教えられることって、実際のところどうなんだろう」
「自分の身をもって体験してみたい!」
こういった考えがきっかけとなり、勢いで入会した所存であります。
次に、ESTに入って変わったこと。
秋入会ということもあって夏渡航は参加していないうえ、2020年の春渡航もコロナウイルス感染拡大のために行くことが出来なかった為、ESTの醍醐味である現地での生の交流を体験しておらずなんとも言い難いのですが、国内での活動を通して変わったといえることは、人の話をよく聞いて自分の頭の中できちんとした理解にまで落とし込むことを意識的にするようになってきたことです。
特に現在、このコロナ禍の中でZoomを使ってのオンラインミーティングが行われていますが、オンライン上では対面の場合とは違い一度に一人しか話すことが出来ないので、意思の疎通やメンバー間のやりとりが困難であり個々の話し合いに対する意識が非常に重要になります。
オンラインで効率化が進んでいるとは言っても、メンバー間の合意形成が上手く為されていないと全く意味がありません。先程挙げた「人の話をよく聞いて自分の頭の中できちんとした理解にまで落とし込む」といった能力はこれから社会に出ても絶対に必要になる能力だと思うので、自分のものにしていけたらいいなと思います。
最後に、ESTの良いところ。
他のメンバーが良いこと書いてるので悩みましたが、僕は『長期的な視野を持って活動できる』ということにしておきます。これは、簡単な理由ですが、今まで義務教育を受けてきた私たちは何か物事に取り組む時、ある一定のゴールや期間を設け、計画を立てて実行することを教わってきた訳ですが、それらはどちらかと言うと短期的なスパンでのことが多かったのではないでしょうか。一概には言えませんが、例えば部活の大会や受験を考えると分かるとおり大体月単位~長くても数年の範囲でありました。
一方、ESTは教育支援という名目で現地に根を下ろし活動していますが、メンバーの共通する意識としては数十年先のところを見据えて取り組んでいると僕は感じました(あってるかな)。
何よりも現地の村人や子供達のことを想い、彼らのために最善のことをしようと考えると抽象的で遠い先のことについて話しているかのような気になります。
ですが、僕の好きな著者の言葉を借りれば、「教育は惰性が強く、入力から出力まで時間がかかる」というように、教育や文化交流を通して長い目を持って彼らとの関わりを持ち続け、深い関係性を築くことができるのもESTの魅力だと思います。