桃ちゃんに続いて夏渡航の振り返りをしていきます!
今回は合同授業で扱ったゴミ拾いについてです。この授業は高低全ての学年対象の授業です。フィリピンでは支援地域のラナオ諸島はもちろん、多くの地域でゴミをゴミ箱に捨てるという習慣がありません。実際にホームステイした家でホストマザーにゴミ箱はどこにあるかと尋ねたところ、ゴミ箱という言葉さえもよく分からないといった反応が返ってきました。(もちろんゴミ箱はありませんでした)ゴミ箱に捨てるという習慣がない現地の方々はゴミを道端によくポイ捨てをしています。そのため、外を歩いてるとゴミが道端でよく見かけます。
そこでESTはなぜポイ捨てをしていけないのかを授業を通じて村の方々に理解してもらい、その後村の子供たちとESTのメンバーで村を歩き回りながらゴミ拾いを一緒に行いました。また、後日実際に複数のゴミ箱を作り、ゴミはここに分別をして捨てるようにしてもらいました。
しかし、1度授業しただけではなかなか島にゴミをゴミ箱に捨てるという習慣が根付くことは難しいです。
そこでESTは毎渡航の授業にゴミに関する項目を組み込んでいます。継続して支援を行っているESTならではの授業方式とも言えるかもしれません。
次の渡航ではどういったアプローチでこの授業を行うか、考えるだけでも楽しみです!