日本の将来

こんにちは。

大森です。

大学のオンデマンド授業を後回しにし、土日に慌てて受講、課題提出という日常になってしまっているのですが、小学生の時に“通信講座”をよく溜めていた時のことを思い出して、あの頃から何も変わっていないことに気が付きました。

 

お題は“なんでもいい”とのことだったのですが、正直全く浮かびませんでした笑

ということなので、先日読んで危機感を感じた日本経済新聞の記事を拝借して場を凌ぎたいと思います。

興味がなければ飛ばしてください。

 

内容は、日本の人口についてです。

記事は『昨年の出生率、4年連続低下で1.36、出生数90万人割れ』という題名で、女性一人が生涯に産む子供の数が1.36人、少子化が政府の想定を上回るペースで進行していることを伝えていました。

 

現在、日本の主な人口問題として25年問題と40年問題が挙げられます。

2025年には戦後のベビーブームに生まれた、いわゆる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、65歳以上の高齢者の数は約3,677万人に上ると予測されています。

つまり、国民3人で高齢者一人を支えることになるのです。

 

その団塊世代を含む高齢者を支えるのは20歳〜60歳の現役世代の人たちです。

現役世代の中核を為すのが70年代前半に生まれた“団塊ジュニア世代”で約2300万人強が該当するとされます。しかし、この世代は就職氷河期を経験しており、現在無職者は50万人、非正規雇用者が70万人いるとの推計があります。

重要な稼ぎ頭であるジュニア世代が就労の問題をなお抱えているという現状は深刻です。

これが 25年問題の概観。

 

恐ろしいことに、これらの問題を国民の総力をもって乗り越えても、その後には2040年問題が待ち構えています。

長くなるので簡潔にまとめると、2040年には、日本の人口は約1億1000万人になり、1.5人の現役世代で1人の高齢者を支えることになります。65歳以上の高齢者は約4000万人で、その中心となるのは低年金受給、低貯蓄が予想される団塊ジュニア世代なのです!

 

もうこの恐ろしさが理解していただけたかと思います。

 

僕は2000年生まれなので、40歳の時にちょうど40年問題が到来します。

安直な想像ですが、40年まで効果的な対策が打たれず、現在の人口構造のままその時を迎えたとすれば、生涯で一番の稼ぎどきである40代での収入の多くは税金にとられ僕の理想的な暮らしは叶わないでしょう。

 

しかし、これは日本国民として生きていくのであれば絶対に向き合わなければならない事実であります。ただ、高齢者の方々を闇雲に非難するのはお門違いであり、今の豊かな生活があるのは彼らの努力の産物です。

 

 

なんか池上さんの解説みたいになりましたが、

 

とにかく、『選挙にいく』。その重要性を感じた20歳でした。

 

 

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60071090W0A600C2MM8000/

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47835780W9A720C1TCR000/