私が楽しい、あなたも楽しい、みんなも楽しい

口元のしわが隠せなくなってきました。
以前は大学院生でギリギリ通ってたんですが、、
OBのしーやんと言います。中国人じゃないです。純ジャパです。

タイトルは、韓国ハンセン病快復村政策の主導者、柳駿(ユジュン)さんの言葉です。
ぼくは初めて聞いたとき、悟ってる系小学生が言いそうな言葉だなと思いましたが、
今では全ての組織、団体に通じるシンプルな考え方だなと感じます。

大学生になった頃、今までと違う新しいことを深く取り組みたいと考え、
FIWCというこの団体に出会いました。
新歓ビラにある海外ボランティアの文字を見て、ボランティアは賛否両論言われるので、
大学の長い時間を使ってのめりこんでみたい。(偽善者、自己満とよく言われました笑)
しかもこの団体は、本当はボランティアではなくワークキャンプをやってると言う。
学生だけで企画して、安く長くローカルな村で過ごせるなら最高じゃん!
そんな思いで飛び込んでみました。

フィリピンで橋を作り、中国でハンセン病快復者の強い心に触れ。
ベジタリアンのホームステイ先に豚角煮を毎日作ってもらったこともあります笑
本当に多くの人の考えに触れ、長く時間を共有する人もいれば、すぐ離れていく人も。
そんなときに響いた言葉の一つが、
「自分が楽しい、あなたが楽しい、皆が楽しい」というタイトルの言葉でした。

この言葉は、何か物事を始めるとき、この順番が大切だという意味が込められています。
自分が楽しい=これが心の奥底にあるのが大切です。誰かが楽しいからなんとなくやる、それだけだといつか途切れてしまいます。きっかけは誰かでもいいですが、自分の本心に問い続けることが重要です。
あなたが楽しい=自分の熱量を、近くの誰かに伝えてみましょう。大切な人でも、志を共にする人でも、ただ目の前にいるだけの人でも、まずは1人。きっと異なる視点で意見をくれると思います。
皆が楽しい=2人が楽しんでいると、その輪はきっと広がります。始めは伝わらなくても、自分は1人じゃない、支え合える1人がいると、何度でも前を向けます。

悩んだとき、よく確認します。あなたはいま楽しんでくれてるだろうか、あるいは自分が本当に楽しめているだろうか。戻った場所からまた1つずつ積み重ねます。
ワークキャンプから多くのことを学びました。人生も、恋愛も、酸いも、甘いも。。
そのどれか1つの要素が、いまの学生にとっての学びになれば嬉しいです。