賢者屋の下がファミリーマートではなくサンクスだった頃の話

 2016年4月28日(木)

 皆さんはどこで何をしていましたか?

 まだこの時は知りませんでした。この日の出会いが、私の大学生活を彩る出会いになるとは。

 大学を卒業して1ヶ月経った今でも、この日のことは忘れません。

 申し遅れましたが、私はFIWC関東委員会のOB1年目(社会人1年目)の水村修平です。私がFIWC関東委員会と賢者屋様と出会ったのは、冒頭でも述べた「2016年4月28日」でした。

 2歳年上の兄が別の国際協力の学生団体に所属していたこともあり、国際協力やボランティアをしている団体・サークルに興味がありました。大学に入学した私はTwitterで「国際ボランティア」と検索をし、団体を探していたところ、一通のダイレクトメッセージが私のもとへ届きました。

 説明会への参加募集でした。


 気づいたら私は新宿駅西口に降り立ち、思い出横丁の脇を通り抜け、メッセージのやり取りをしていた先輩に言われたサンクスの前にいました。先輩のKさんと合流をし、学生が無料で使えるという聞いたこともない名前の会場へ向かいました。


 それが「賢者屋」との出会いでした。


 正直なところ、怪しさ50% 期待50%でビルのエレベーターに乗りました。

 中に入り、受付を済ませ、小学校のような机と椅子があるところに座り、いよいよFIWC関東委員会の説明会が始まりました。

 今でもそうですがFIWCの説明会はこの一言から始まります。


「FIWCって何の略だか分かりますか?」

 FIWCはFriends International Work Campの頭文字から名付けられておりますが、私の高校生活までの人生で馴染みがあったのはFriendsぐらいでした。

 団体の概要の説明から、実際に行なっている活動内容の話になり、次に行うプロジェクトは、


フィリピンのレイテ島にあるカロナガン村でコンクリート道路を舗装する


というものでした。大学入学したばかりの私の思考は追いつきませんでした。レイテ島は歴史の勉強で戦争があったところと知っていましたが、そこでワークをしてキャンプをする団体。ボランティアではなく現地に溶け込み、村人共に行うワークキャンプ。なんて面白そうな活動をしているんだろうと興奮したのを覚えています。

 その興奮は説明会が終わった後も続きました。その日に初めて会った先輩のKさんが、

「この後ご飯食べに行こうよ!」

と言うのです。しかもサシで。

Kさんは日本体育大学で集団行動をしていた経験もある先輩で、人との出会いや繋がりをとても大事にしている人でした。2人でご飯を食べている時は、既に一緒に活動をしているメンバーかのように初対面の私に接してくれました。

この人と一緒に、この団体でワークキャンプがしたい!

そう思った私はすぐに団体に入ることを決めました。


これが私の「FIWC関東委員会」との出会いです。

このような出会いがあったのも、Twitterでメッセージを送ってくださった先輩のKさん、説明会の会場を提供してくださった賢者屋様、国際協力の活動をしていた兄、様々な人のおかげです。本当に感謝しております。

 少し長くなってしまいましたが、団体の詳しい活動内容については他のメンバーが熱く語ってくれているのでそちらをチェックしてみてください!また記事を書く機会、私とお話しする機会がありましたら、その時はお付き合いいただけたらと思います。


賢者屋の下がファミリーマートではなくサンクスだった頃のお話でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

サンクス!