私が経験した”学ぶ”ということ

あなたは何歳まで勉強を続けたいですか?

この問いにみなさんはどう答えますか?
私がこの問いを聞いたのは高校卒業後に語学留学に行ったアメリカでした。
私が通っていた語学学校には多くの大人たちが通っており、その年齢層は実に幅広く、下は当時19歳の私から上は70歳くらいまででした。授業中の発表や小テスト、ミニゲームに至るまで彼らは積極的に参加しており、その様子を見て”勉強はいくつになってもできるし、楽しめる”んだと感じました。
こう思えたことが帰国後に大学進学を決めた理由の一つです。


日本における勉強について

小学校→中学校→高校→大学→生涯就職先→定年・老後

おそらく多くの日本人が一度社会に出ると、いわゆるフルタイムで学校に通うことはほとんどないと思います。しかし世界的に見れば生涯学習が定着している国もあり、歳を重ねてからも個人ではもちろん、教育機関等でも勉強をするというのはごく普通のことなのかもしれません。日本人は浪人や転職など、上に書いた矢印から外れてしまうことに強い抵抗があるように感じます。その影響で、大学受験にフォーカスした勉強を教え込む教育や、大人になってからの勉強への抵抗感などがあり、自分の知りたいことを追求するという意味での”学び”への意識が薄くなってしまうのではないでしょうか。もちろん知的好奇心をくすぐらない勉強を楽しめる人は数少ないし、もしくは存在しないかもしれません。


私にとっての”学び”

「勉強は、もっと楽しめる」
フリーターからの渡米、そして受験を経て大学生になった私がこのLearnBoという団体に出会ったのは偶然なのでしょうか。
高校時代に大学に入るための勉強に疑問を感じていた私が、大学に入るまでの3年間で見つけた”学ぶ”ということ、それは”楽しむ”ことです。机に向かうだけが勉強じゃない。

いかに勉強を勉強だと思わずに楽しむか
アメリカのマイアミで英語を勉強していたときは、英語は人と仲良くなるためのツールに過ぎず、話すことをただただ楽しんでいました。他にも外国の文化や宗教などは友達と話すうちに楽しく学べましたし、その知識があるからこそ、政治や国際問題などもすらすらと頭に入ってきます。
これは私自身が歳を重ね、中高生の頃と比べて経験や知識が備わっていたからこそ興味が持てたことです。歳を重ねたからこそ楽しめる勉強があるということです。

受験期間も、家での勉強は誘惑も多く、気力もいるので楽しくないと思い、必要な教材だけを持って大好きな電車の中でしていました。目的地は1時間に1本しか電車が来ないような田舎。景色もよく空気もいいホームでの勉強は個人的にとても楽しいものでした。

そう、「勉強は、もっと楽しめる」のです。

そんな楽しい勉強法を常に模索していた私が大学で出会ったのがこのLearnBoです。机に向かうだけが勉強じゃない。そんな私にぴったりの団体です。
ここの素敵なメンバーと共に、子供達に勉強と学ぶことの楽しさを伝えていきたいです。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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