『すべて楽しいことはお腹にいいのですよ。』


イキイキゲストハウスで蒸し暑いカンボジアの、少し涼しくて清々しい朝を迎える。

着替えもせず寝起きそのままの格好で一階に降りて、あまーいコーヒーとママが作ってくれた朝ごはんを食べる。


バンに乗って小学校へ行く途中で、市場によってお弁当を買う。二日連続で行ったお店のおばちゃんは顔を覚えていてくれて、帰るとき手を振ってくれた。かなり嬉しかった。

 

小学校で遊び疲れたらお昼休憩。子供たちはお昼を食べに家に帰って、私たちはベンチに座ったりして、お弁当を食べる。

角煮みたいな料理に豚の体毛入ってたりするけど、見なかったことにする。

美味しいからオッケー。

 

戻ってきた子どもたちが、パサパサしててやたら甘そうで変にカラフルなお菓子を分けてくれる。

うわー、もらっちゃった、これ食べなきゃだよなぁとか思って口に入れる。

意外と美味しかったりする。

 

午後も全力遊んでへとへとで帰ってきたら、とりあえずイキイキゲストハウスでシェイクを飲む。甘くて冷たくて、このために体動かしてきたんじゃないかってくらい沁みる。

友達に無言で手を伸ばされて、しゃーないなーって渡すと、想像以上に一気飲みしてくるから、渡したことをちょっと後悔したりして。

 

お腹すいたーってなって、名前わかんないけどよく行く「カオマンガイのお店」でご飯を食べる。

いろんなお店開拓しようって思うけど、結局ご飯を食べるのはいつもほぼ決まったお店。

美味しいからオッケー。


トゥクトゥクを拾ってパブストリートへ行って、ロールアイスの屋台を見つけて、一つ注文。

おっちゃんのヘラ捌きが素晴らしくて、「この人スカウトして日本に連れてきてもんじゃ焼きのお店やってもらったら儲かりそう」、なんて馬鹿話。アイス美味しい。


アンビエンスっていうPumpit御用達のお店へ行く。ぞろぞろと大人数で入っていくと、お店の人がテーブルくっつけたりして席を用意してくれて、ちょっと申し訳なくなる。

また来るから許してね。

0.5ドルのビールで乾杯して、なんかわからんけどめちゃくちゃ美味しいフレンチフライをつまむ。争奪戦。


ほろよいになって宿に帰って、蚊と闘いながらおしゃべりして、ベッドに入って、明日の朝ごはんはなんだろう、お昼は何食べよう、なんて考えながら眠りにつく。

 

うん、きっと明日も最高に楽しい一日になるなぁ、なんて。

 



カンボジアの思い出は、美味しいもので溢れている。

というか、カンボジアで食べた美味しいものには思い出がコーティングされてる感じ。

 

だから、日本で東南アジア料理のお店に行ったり、お店の前通ってその匂いが鼻に入るだけで、なんかぶわってなって、別に寂しくも悲しくもないのになんかちょっと泣きたくなる。

自分で作ったバナナシェイク飲んだり、熱々でちょっと太めのフライドポテト食べたりするだけで、ふわって込み上げてくる。

 


あー、早くカンボジア行きてー、って。



ワクワクで、出逢うみんなをhappy


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