この活動を続ける理由

はじめまして。アルメリアの荘司伸です。

私がなぜこの活動を行いたいと考えたのか。なぜこの活動を続けているのかについて話していきたいと思います。

私たちアルメリアは「いのちの樹」というWebサイトを運営し、その広報活動を行っています。

このWebサイトは臓器提供の意思表示率を増やすために立ち上げました。

現在、国内の臓器提供の意思表示率は12.7%と非常に低い数字となっています。

12.7%と聞いて意外といるなと感じる方もいるかと思いますが、「臓器提供をしたい」という意思表示だけではなく、「臓器提供をしたくない」という意思表示も行えることからこの数字はとても低いことが伺えます。

臓器提供の意思表示率の低さから国内の臓器提供件数は少なく、臓器提供を待つ人が年間多く亡くなってしまっている深刻な問題が続いています。

臓器提供の意思表示は免許証や保険証の裏といった誰もが日常的に持ち合わせているもので行えます。


そんな中でなぜ臓器提供の意思表示は行われないのか?


理由は臓器提供の意思表示を行う必要性を理解できていないこと、周りがしているのかどうか読み取ることが出来ないことがあると気づきました。

臓器提供の意思表示を行っていない場合、「家族が困ってしまうこと」や「自分の意思とは逆の判断を家族がしてしまう」といったことが起きてしまいます。

このことをや日本で深刻な問題であることを知り「臓器提供の意思表示は必ずした方が良い」という気持ちに私はなりました。

知れば知るほど意思表示の大切さに気づき、「臓器提供の意思表示率を上げたい」そんな想いからこの活動を行うべきだと確信を持てました。

しかし、私自身も臓器提供の意思表示というものは知っていつつも、この活動を始めるまでは意思表示を行ってはいませんでした。

私と同じ状況の人も多くいると思います。

そんな人達にこそ意思表示をして欲しいと考えています。

この問題が当たり前のようにある世の中にはしたくない。


臓器提供の意思表示をしていることが当たり前な世の中にしたい。


私を含めアルメリア一同、このような想いを強く持ち活動を続けていきます。

1人が1人が大切な家族のために。

苦しむ誰かのために。

今できることをして欲しい。

そのためにも今できる精一杯をアルメリアの仲間と今後も続けていきたい。

私たちの存在はまだまだ小さいですし、最初は結果が出ずに不安でした。

それでも、私たちの活動で意思表示者は増えている。

私たちを応援してくださる多くの方にも出会いました。

少しずつ前に進んでいる。

きっといつか意思表示が当たり前の世の中になる。

そう信じて今日もこの活動を続けます。

No Name
2020.11.05

記事を読んで更新した運転免許の臓器提供の意思表示を未記入だったことに気が付きました。少し考えてみて記入をしてみようと思います。

荘司 伸
2020.11.05

記事を読んでいただきありがとうございます。
臓器提供の意思表示について考えて頂くにあたり、私たちのWebサイト「いのちの樹」にて分かりやすくまとめてありますのでよろしければご利用下さい。
また、意思表示が完了しましたら是非「いのちの樹」を育てる手助けをして頂けると幸いです。