インスパイアされた映画を紹介します!

こんにちは!

Asia Labメンバーの田畑 蓮です。

これまで、Asia Labの記事では、Asia Labの活動内容の説明が多かったので、今回は、少し違ったことを書いてみようかと思います。

今回は、オススメの映画を1つ紹介します。

私が、Asia Labを立ち上げる際に、インスパイアされた作品の1つです。

題名は、「パッドマン 5億人の女性を救った男」です。

この物語は、2000年頃のインドの女性差別の社会問題を救った男性、アルナーチャラム・ムルガナンダム氏という方をモデルにした実話です。


あらすじは、以下の通りです。

主人公のラクシュミは、妻ガヤトリと暮らしていました。

ある日、妻ガヤトリに生理の日が訪れます。

2000年頃のインドでは、女性の「月経」が不浄なものとされており、生理が始まると女性は家から出て生活しなくてはならないという慣習がありました。

さらに、当時のインド人の女性は、雑巾などの不潔な布を生理用ナプキンとして使用していました。それが原因で病気や不妊を招いてしまっている女性も多くいました。

しかし、当時のインドでは、生理用ナプキンは超高級品で、1袋55ルピーもしました。

(日本人の感覚で例えると5000円くらい。)

なので、妻ガヤトリも生理用ナプキンを使用することに抵抗がありました。

そのような状況を改善するために、ラクシュミは仕事を辞め、生理用ナプキンの開発・製造を始めます。

しかし、上記の通り、当時のインドでは、生理は不浄なものとされていたので、ラクシュミは変人扱いされ、友人や家族から煙たがられます。

それでも、インド5億人の女性を救いたいラクシュミの試行錯誤が描かれています。


個人的な感想にはなりますが、主人公ラクシュミの魅力を大きく3つ紹介します。

(少々ネタバレも含みますので、嫌な方はぜひ作品を見てから読んでみてください。Netflixで視聴可能です。)


それでは書いていきますね。


①正しいことをやり遂げる力

当時のインドでは、生理は不浄なものとされていたため、生理用ナプキンの開発・製造に注力するラクシュミは、村の人々から変人呼ばわりされ、村から追い出され、妻とも別れます。それでも、ラクシュミは、不潔な布を使用することで、病気や不妊になってしまう問題を解決しようと生理用ナプキンの開発・製造に全力を注ぎます。普通は、精神的にも辛いし、自分の行いが正しいか疑うこともあるかと思います。それでも、ラクシュミは、良い意味で周りを無視する力があり、正しい行いを突き通しました。

私たちの日常でも、本当は間違ってることなのに、多数派の意見に流されて黙認されていることがあると思います。それを間違ってると言うことができ、反抗できる人は貴重な人材だと思います。そのような人材をAsia Labでも育成していきたいです。


②Try & Errorの姿勢

ラクシュミの生理用ナプキンの開発・製造も、最初は失敗ばかりでした。しかし、街中から材料を集め、プロトタイプを作ってみる。そのプロトタイプを妻に使ってもらい、悪い点を改善するという見事なPDCAサイクルでした。

私も、失敗を恐れて、なかなか行動に移せないことがあります。しかし、失敗は最高の母とも言いますし、失敗した原因を分析して、改善すれば良いのです。Asia Labでは、ラクシュミのTry & Errorの姿勢を模範として活動し、失敗もできる場所にしていきたいです。


③強い当事者意識

ラクシュミは、仕事を辞めてまで生理用ナプキンの開発・製造に注力しました。恐らく、その理由は、「愛する妻を救いたい」という想いと、「自分がやらないと誰もやらない」という想いだと、私は思います。

ラクシュミのこのような当事者意識は、Asia Labのメンバーも持つように心がけています。メンバー全員に役割が与えられていますし、中には代表の塗野ように本気で世界を救いたいと想っているメンバーもいます。Asia Labも当事者意識をもっと強めて、夢を現実にしていく場所にしていきたいです。


今回はここまでです。

読んでいただいた方、ありがとうございました。

「パッドマン 5億人の女性を救った男」を観たことのない方はぜひ一度観てみてくださいね。

明日も引き続きメンバーが記事を書いて投稿します。

ぜひご覧ください。

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