"សួស្តី"
皆さんこれなんと読むか分かりますか??
正解は、、、
"スォ スダイ"と読むのです。
クメール語で"こんにちは"という意味です!
前回の"オークン"に引き続きまたまたクメール語です。笑
一度カンボジアに行っただけなのにクメール語ばかり紹介してしまい申し訳ございません笑
1つ言えることとしては、
一度行っただけなのにこれほど好きになることが出来るくらいカンボジアは素晴らしい国なのです!
是非コロナが落ち着き次第カンボジアへ渡航してみてください。
素晴らしい経験をすることが出来ると思います。
余談はこれほどにしておいて、そろそろ本題に入っていこうと思います。
“スォ スダイ” 本日、記事担当 田守那瑠です。
よろしくお願いします。
本日は、初めの記事でも軽く述べさせていただきましたが、”私の働く価値観の変わった経験”をより具体的に紹介したいと思います。
まず初めに皆さんの働く価値観は何ですか?
お金を稼ぐために働く、やりがいを求めて働く、自分自身の成長のために働く、人助けのために働くなどと人それぞれだと思います。
中にはまだ実際にどのようなことをしたいかわからない、自分は将来何のために働くのか考えてもさっぱりだという方も少なくないと思います。
僕も本当につい2か月前までは自分がしたいことが見つからないと嘆いていた学生の一人でした。自分が何に興味があるのかも全く分かりませんでした笑
ここからは私がやりがいを求めて働く素晴らしさを実感したお話をさせていただきます。
僕は今年の3月に発展途上国の人々に向けた商品開発のプロジェクトに参加し、人生で初めてカンボジアへ渡航しました。
具体的どのようなプロジェクトだったかというと現地の方々に自らインタビューをし、今現地にある問題点を見出し、その問題を解決するためにメンバーとアイデアを出し合い、カンボジアの方々が抱えている問題を少しでも解決するというようなプロジェクト内容でした。
結果的に私はそのプロジェクトでカンボジアの方たちが20㎏の水を運びやすくなるような台車を製作しました。
では、なぜ台車を製作したのか。
カンボジアでは水道水を飲むことが出来ず、飲料水を必ずマーケットまで購入しにいかなといけません。男性なら20㎏の水を運ぶことは出来るのですが、女性や子供からすると重たすぎて運ぶことが出来ないという事実が現地の方にヒアリングを続けるうちに見えてきたのです。
そこから水を運びやすくする台車というものを製作することになりました。
次に なぜこのプロジェクトが私にそれほど影響を与える出来事だったのか、少し理由を述べさせていただこうと思います。
この台車を製作する前にも食材にハエが寄ってこないようにするための蝋燭など、台車に行きつくまで色々な寄り道をしました。
正直、カンボジアは半端なく暑く、現地の方にヒアリングしてメンバーと話し合いを進めてもなかなかいい案が出てこない、一度蝋燭のプロトタイプを作成したが失敗に終わるなど息詰まる場面が多々あり、とてもしんどかったです。
そして試行錯誤し、色々話し合いを進めた結果、水を運びやすくするための台車を作成し、それを実際に使うことが出来るのか一人のカンボジアの子供に試用していただきました。
使ってもらう前は
「これも失敗に終わったらどうしよう」
「頼むから成功してほしい」
不安な気持ちでしかありませんでした。
いざ、試用してもらった結果、
なんと見事成功しました!!
その台車をカンボジアの子供が笑顔で使ってくれているのを見ると、本当に今まで味わったことないやりがいを感じ、半端なくうれしい気持ちになりました。
で、そこで終わりではありません。
なんと、、、
その台車を試して使ってくれたカンボジアの子供が僕に抱き着いてきてくれました。
(その時の写真がメイン画像になるので、是非じっくり見てみてください笑)
正直、私はその瞬間ほとんど涙目になっておりました。笑
もう嬉しすぎるを通り越して好きになっていたと思います。笑
これほど嬉しい経験は人生で初めてで、
「 言葉は通じなくても、心は通じる」とはまさにこのことを言うんですね笑
私はこのカンボジアの子供の無邪気さに心打たれ、初めの記事でも書かせていただきましたが、将来必ずこの子たちのために働きたいという気持ちになりました。
やりがいとは本当に素晴らしいものです。
最後に
私自身、この経験をするまで、正直仕事のやりがいという意味が全く分かりませんでした。お金を稼ぐために働き、家族を養う。働く価値観は正直この程度のものでした。
そして何をしてお金を稼ぐのかと問われても、特に興味のある業種もわからない、本当にダメダメな大学生でしたが、カンボジアへ行くことにより、自分のやりたいことが見つかるどころか本気で働く価値観が変わった気がします。
本当にカンボジアの方々には感謝の気持ちしかありません。
この経験が私がAsia Lab に所属するきっかけ、原動力となっております。
今後もAsia Labは今できることを全力で行い、コロナが明け海外へ渡航できるとなったときにAsia Lab全員でアジアを救えるような活動をしていきたいと思っておりますので、Asia Labの活動にご期待ください!!
明日は赤井誠治君が記事を投稿します。
田守さん
こんにちは!Pando運営本部の甘粕と申します。
私も、カンボジアに行く前の田守さんと同じ考えで、この会社に出会うまではずっとそのように考えていました。
現在では、自分なりの価値観、ビジョンを見出し日々取り組んでいます!
田守さんの心の変化が今後も活動を通して成長し、周りに伝わっていくと良いですね!
応援しています!
甘粕さん
初めまして!Asia Labメンバーの田守と申します!
記事を読んでいただきありがとうございます!
私と同じような学生さんをこれまでたくさん見てきたので、そのような学生さんに私がこのような活動をどんどん発信していければいいなと思っております。
まだまだ創設されたばかりの団体なので、これから頑張っていこうと思います!
ありがとうございます!