中学受験をして一貫校に通っていたこともあり、中学三年の途中までのは成績はどうでもいい、部活楽しい、週末は部活なければ友達と遊びに行くというような生徒だった。
それが変わったのは母親に無理やり行かされた海外大生との座談会だった。Harvard, Princtonといった学校に通っている生徒達の話の内容はその時の自分にとってはあまりにも凄すぎてうまく消化できなかったけど、内容よりもその人たちの話し方、情熱、その自分が大好きな事への思い入れに圧倒された。その時の自分にとって何かに没頭する、夢に向かって突き進む、何てものはゼロで自分の夢、好きな事について情熱をもって楽しそうに語れる姿は凄く輝いて見えたし、なんだか違う世界にいるように感じた。自分の知っている狭い世界と比べると年齢が離れていてもなんだか悔しかった。それから自分ももっと自分の世界を広げたい、その何か没頭出来るもの、情熱が持てるものを見つけたいと思うようになった。
そして留学に行こう、という発想が出てきた。周りに何かに向かって突き進んでいる人、自分と同じようにその何かを探している人に囲まれたらどんな発見があるのかどんな刺激があるのか。
ただその留学をしてみたいという思いがあっても、する勇気が中々自分には無かった。幼少期をアメリカで過ごしたとは言っても、自分の英語のレベルが実際の授業でどれほどついていけるのか分からなっかったし、友達が出来なかったらどうしようとか、留学に行く人が誰でも感じる不安に迷わされていた。ただ、結果から言うと、そんなことはどうでもよかった。留学は素晴らしい出会いに溢れていて同い年なのにバイクを改良して車にしている子や世界中の何ヵ国もの学校に通っている子、一個上なのに既にカナダのトップ大学に通っている子など日々の会話だけでも自分は何してるんだろうと思うようなことがたくさんあって刺激に満ちていた。自分と比べて、落ち込むのではないか、と思う人もいるかもしれないけど、一緒に生活しているとその人の自分と似ている所、その人より自分が優れている所も見つかるからそんなことはないし、逆に自分の活動へのモチベーションに持っていけると思う。自分は帰ってきてから興味ある事に積極的に片っ端から手を出してやってみて、そこから新たな機会、出会いに恵まれていたし、目標や情熱をもって出来る活動が見つかった。
留学に行くとき、他の国から留学にきている人も何かしら自分を留学に行かせた大きな理由と気持ちがあってみんな新しい環境で、みんな新しい友達が死ぬほどほしいに決まってるし不安なのもみんな一緒。行って帰ってきたら必ず自らの成長を感じれるし、新しい出会い、目標が見つかる。自分が大きく変われるきっかけだ、という事を覚えておいてほしい。
そういう体験が自分を大きく変えたし、他の人にも自分が大きく変われるきっかけを作って欲しいという思いでAspirationに参加しました。相談、質問などなんでも来てください‼