杉浦さん家の農作業。~里芋編~

※この文章は前作、「杉浦さん家の農作業。~そばの実編~」の午後の話です。よろしければ合わせてご拝読ください!

 
 午前の作業を終え、少し話をします。タダヤサイのサイト経由での野菜の販売や、食品ロスについてのこと、今年の学校生活のことなどです。

・お昼の話

 近年は効率化ばかり求められている。ひとつが終わっても、やらないといけないことがたくさん残っていて自分が本当にやりたいことを見失ったり、自分がきちんとこなしてきたことすら満足に感じることができないことが起こっている、というような話をしていました。私はこれを今年を通して実感していましたので、妙に納得したのを覚えています。

 食品ロスに関しては、某企業の廃棄食材についての話をしていました。多くの大企業は食品をどかどかと捨てています。余った食品の価格を下げたり、譲渡してしまうと売り上げが落ちるため企業的には容認できないのでしょうが、利益のことばかりを考えて生産していれば結果的に生きていけなくなるのではないか、なんて話もしておりました。

・午後の作業、里芋

 午後の里芋は杉さんがスコップで掘り起こしてくれたものを、土を払って一つずつ株から丁寧に外していく作業をさせていただきました。この里芋を杉さんの家に持っていった後、商品にならないものや、小さいもの(いわゆる規格外野菜)だけ分けてもらいます。これは後ほど本泉寺こども食堂さんにお渡しするのですが、あまりに小さいものは畑に戻してしまうそうです。畑に返された里芋は養分となりほかの食物を作る際の栄養となるので、結果的に廃棄、ということにはなりません。しかしながら、なんだかもったいない、と私の中のワンガリ・マータイさんが言っておりました。

 余談にはなりますが、なんと、里芋を株から外している途中で膝が笑ってきました。日頃の運動不足を痛感する瞬間でした。

 作業している時、おいしい里芋の見分け方を教えてもらったので、スーパーで里芋を選ぶ時ちょっぴり楽しくなりそうです。筆者はこういったちょっとしたことが嬉しかったりするのです。

・最後に

 杉さん(農家さん)に指さされた畑を順々に見ていると、その季節に何がとれるか、ということ詳しく教えていただきました。教科書の言葉をなぞっていても、経験がなければ次第に忘れてしまいがちです。とても貴重な経験をさせてもらっている、と改めて感じました。

 様々な人から多種多様な意見やいただいたり志を伺うことができ、私もまだまだ腐ってはいられないな!と勇気をもらえました。また、体を動かしたことによりなんだかすがすがしい気分になり、リフレッシュできました。


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