Epoch所属の樫原佑実です。
日本では暖かい日が増えてきたり、花が咲き始めたり…
春の訪れを感じている人も多いのではないでしょうか。
私がいるユタ州では先週、3日間ほど雪が積もる日もあり
まだジャケットが手放せません…。
さて、今回は…
アメリカ(ユタ州)のエコ事情についてお伝えしていきたいと思います!
というのも、私が環境問題や持続可能性に興味を持っていて、
様々なことをみなさんとシェアしたいとずっと思っていたんです。
今回は主に下記のことについてお話していきます。
① ゴミ箱事情
② 残り物(Leftovers)事情
③ リサイクルショップ(Thrift shop)事情
では、早速みていきましょう。
①3色のゴミ箱
ユタ州では主に青、黒、緑の3色のゴミ箱を利用してゴミ収集をしているようです。
青 - リサイクルできるもの(紙、プラスチック、ダンボール、缶など)
黒 - 一般ゴミ(生ゴミ、おむつ、紙プレートなど)
緑 - 庭木や雑草、枯葉など
私のホストマザーは青と黒のみを持っています。
緑色のゴミ箱を持っている家庭も通りに数軒あるようです。
ちなみに、飲食店のゴミ箱となるとサイズはさらに大きくなります。
ちなみに、ゴミの収集日にこの大きなゴミ箱を道端に出しておくと、
ゴミ収集車がゴミを収集してくれます。
また、ゴミ廃棄のために1年に4回お金を払うそうです。
②残り物(Leftovers)
アメリカでは残ったご飯を"leftovers"として翌日、さらには翌々日にも食べます。
(ある日の晩ご飯)
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(翌日の晩ご飯)
日本でもそのようにしている人は多いと思いますが
語学学校の先生が全生徒を目の前にして
「アメリカ人はleftoversが大好きだ!!」
と言っていたくらい、アメリカでは人気なようです。
残飯を捨てない理由は人によって違いますが、私のホストマザーは
環境への懸念も理由の一つとして挙げています。
他には、日本語でいう「もったいない」という考えを持っている人や
単に時間をおいた方が料理が美味しくなるという考えを持つ人もいるようです。
③リサイクルショップ(Thrift Shop)
こっちに来て、リサイクルショップの多さに驚きました。
バスに乗っていると結構な頻度で看板を見つけることができます。
まだ使えるのに捨てるのはもったいない、環境にもよくない…
ということで多くのが人がThrift shopを利用しているようです。
値段もお手頃なものが多く、店によっては新品の物を
アウトレット価格で販売しているところもあります。
賢く使えばお財布にも環境にもやさしいですね。
そして、なんと中古品買取のドライブスルーまであります!!(中古品買取のドライブスルーは意外と、どこのお店にもあります。)
人々が気軽に物を売ったり譲ったりできる環境が整っているのは
とてもいいなと思いました。
以上、ゴミ箱事情、残り物(Leftovers)事情、リサイクルショップ(Thrift shop)事情
についてお話しました。
みなさんが良いなと思ったり、日本との違いを感じたりした取り組みはありましたか?
今回はごく簡単にアメリカのエコ事情を紹介しましたが
いつかエコ事情の課題点についても書いてみたいと思っています。
私もまだまだ勉強不足なのでこれからもオンライン授業の合間を縫って
環境について学んでいきたいと思います。
また、自分の住んでいる地域のホームページなどもチェックして
より知識を深めていきたいと思います。
少し長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
学生団体Epoch 同志社大学 樫原佑実
参考リンク/ https://www.slc.gov/sustainability/waste-management/curbside/