学生が読む「七つの習慣」 Vol.2

みなさん、こんにちは。
Epoch所属の吉川和希です。

本稿は「七つの習慣」要約の第二部になりますので、第一部をまだお読みになっていない方は先にこちらをどうぞ。学生が読む「七つの習慣」vol.1

学生が読む「 七つの習慣 」 Vol.1

吉川 和希
学生団体Epoch

今回も前回に続き「七つの習慣」の要約を進めていこうと思います。
内容をざっくりと言ってしまうとゴールの見つけ方、そして時間の使い方についてです。 


       目次

  • 1.第一の習慣の振り返り 「主体的である」
  • 2.第二の習慣 「終わりを思い描くことから始める」
      2.1 「終わりを思い描くことから始める」とは
      2.2 個人のミッションステートメント
      2.3 原則中心
  • 3.最後に



1.第一の習慣の振り返り 「主体的である」


まず、自分自身前回の内容を思い出す必要があるため、、、
第一の習慣について軽く振り返っていこうと思います。

「主体的である」=自分自身の全てに責任を持つ
自分の主体度の測り方→自分が労力を割いていることについて考える
            ⇒ ◎影響の輪 ▲関心の輪

様々な出来事(刺激)とそれに対するあなたの反応の間には選択というプロセスがありましたよね。

そして、この選択というプロセスにおいてあなたは自分自身で反応を選ぶ必要があります。この選択に対して自分の意思を伴わせ、その選択に責任を持つ

このことこそが「主体的である」ということなんです。

それでは、前回の振り返りはこの辺にして第二の習慣、続く第三の習慣へと話を進めていきたいと思います。


2.「終わりを思い描くことから始める」


2.1 「終わりを思い描くことから始める」とは

今この記事を読んでいるあなたに思い描いてほしいことが一つあります。
きっと、今から紹介する第二の習慣を理解する大きな助けになりますので、ぜひ一緒に考えてみてください。

思い描いてもらいたいのはあなたの葬儀の場面です。たくさんの人があなたの元を訪れ、あなたに言葉を投げかけます。

そう、あなたに考えてほしい内容は

  • どのような人たちがあなたの葬儀に訪れているか
  • そして、あなたにどんな言葉を投げかけているか

                         です。

あなたは訪れた人たちから、どの様な人だったと思われたいですか?
また、あなたが彼らの人生にどのような影響を与えたのでしょうか。

またくどくど説明が長くなってしまいそうなので(笑)
前回の反省を活かし今回は結論から→

「終わりを思い描く」ということは、人生の目的地をはっきりさせるということです!

あなたはこの葬儀の参列者や彼らの言葉を思い浮かべた時
普段からあなたが大事にしたい人や大事にしたいことがたくさんでてきたでしょう。

そして、このことは人生における行動の尺度や基準と直結します。

あなたは終わりを思い描くことで目的地を設定、もしくは見直すことができます。
こうすることで、今日の生き方を、明日の生き方を、来週のだって、もしくは一年先のものであってもあなたが本当に大事にしたいものに沿って計画することができるのです。

2.2 個人のミッションステートメント

自分にとっての目的地が明確になって満足した人も多いのでしょう。
しかし、コヴィー先生はそんな生温い先生ではありません(笑)

この「終わりを思い描くから始める」ということを習慣化しなければならないとおっしゃるのです。

そして、習慣化するために必要なものが"ミッションステートメント"なのです。

では、"ミッションステートメント"とは何か?
これについて解説を進めていきたいと思います!!

ミッションステートメントとは、あなたの信条あるいは理念を表明したものです。
つまりはあなたが目的地にたどり着くためのルールですね。
もちろんこのルールに一つとして同じものはありません。

目的地は人それぞれ違うんですから、ミッションステートメントが多種多様であることは当たり前のことですよね。

例えば、自分の場合

  • どんなことよりも学業を優先する
  • 人に誠実さを求める前に、自分が誠実でいる
  • 常に1+1を2以上にできるように心がける

等が挙げられます。本当はもっとありますが、恥ずかしいのでここらへんで、、、(笑)

ミッションステートメントを心がけることで、あなたは目的地を見失わないようにすることができます。

例えイレギュラーな事態が起こったとしても、正しい道を歩めるようになるのです。

2.3  原則中心

中心”とは何か、、、
一言で言ってしまえばあなたの軸です。
人は誰だってこの軸を持って生きています。

例え、自分にとっての軸が何であるかを知っている人であっても、
普段からその軸を意識して生活をすることはとても困難なことでしょう。

しかし意識的、または無意識的にであったとしてもその軸、

つまりは“中心”があなたの人生のすべてに非常に大きな影響を与えているのです。

この“中心”も、もちろん人によって異なります。
配偶者中心、家族中心、お金中心、仕事中心、自己中心...etc

多くの人にとって他人の中心を見つけることはそう難しいことではありません。
しかし、
あなた自身の立ち位置はどこにあるのでしょう?
あなたの人生の中心は何であるのでしょうか?

一見良い影響に見える中心も、効果的な生き方を抑制する要因になることだって有りうるのです。

例えば、家族や配偶者が中心である場合、常にあなたは相手や家族の行動、状況によって心の安定を左右することになります。

また、あなたにとって正しいことは相手や家族にとって正しいことと一致し、あなたの指針もそれによって決定されます。

他にも、お金が中心であった場合には、あなた自身の価値は資産の額で決まってしまいます。

あなたが行動をするか否かの基準はその行動が利益になるかどうかで決まるでしょう。

本節のテーマである原則を人生の中心に据えると、
あなたの存在価値、指針、判断、行動力の基準が周囲の状況や環境に影響されなくなります。

他の中心は一つのものに依存しているのに対し、
原則は、あなたに影響する様々な要因を全体から踏まえた上で成り立つからです。

次に影響されなくなるとはどういうことか?
これは決して周囲の状況や環境を無視することは全く非なるものです。
あなたは原則を中心に置くことで、
その場の感情のような、あなたに影響する様々な要因から一歩離れ、
いくつかの選択肢を客観的に考慮し、選択することができます。

もう気づいている人も多いかもしれませんが...
原則を中心に置くことで主体的でいることにもつながるのです。


3.最後に

最後に、僕にとっての「終わりを思い描いてから始める」とは、について少し話を進めてこの記事を終わりたいと思います。
簡単に言ってしまえば、第二の習慣を読んだ感想ですね(笑)

ここまで、自分自身にとっての目的地を見つけることが重要と話を進めてきた僕ですが
自分の人生の目的地を見つけることはまだできていません、、、

今からできることが未知数すぎて、全く想像がつかないのです...

実際、代表との出会いがなければ、私がこうして記事を書くこともありませんでした。

ただ、これは決して、ネガティブな意味ではありません。
今自分に与えられている役割に価値を見出すことができているし
これから先の活動に対し、わくわくが止まりません(笑)

では、この「終わりを思い描いてから始める」という習慣を僕に活かすことはできないのか?

僕はそんなことなないと考えます。
この習慣は決して人生という超長期的なスパンを通してのみ、有効なものではないと思うからです。

例えば、この大学生活、もしくはEpochで行っていく1つ1つの活動であっても、終わりを考えて設計することで、よりよい自分や活動に近づいていくことができると確信しています。

「縁」を「力」に
このモットーをより具体的に描けるように、
」、そして「」を大きくするために
これからも頑張っていこうと思います。

お読み頂きありがとうございました。

Epoch所属 吉川和希