「つまらない」は変えられないのか

こんにちは!
Dチームの長谷川です。今回は、10/29(木)に私たちのグループで話しあった内容について共有させていただきます。

皆さんは "家事" というものに対してどのような認識をお持ちでしょうか?
やらなくてはいけないこと、面倒なもの。負のイメージを抱く方が多いと思います。
私たちの班でも同様の意見が出てきました。その負を解消したい、という気持ちからこのプロジェクト並びに話し合いを進めています。
その中で議論に上がったのが、「つまらない」とはどういうことなのかということです。

家事を楽にしたい、という言葉を聞くと真っ先に浮かぶアプローチは技術を用いた工数削減や自動化だと思います。これらのアプローチは "家事はつまらないものである" という前提のもとに成り立っており、この前提に対して違和感を抱く人は少ないと思います。
しかし、 "なぜ家事はつまらないのか?" という問いかけについて深く考えたことのある人もまた少ないのではないでしょうか?この問いかけに対して答えを導くことで、 "家事はつまらないもの" という常識を覆すソリューションが出ると考えます。

私たちの班では "家事 = 部屋の掃除/整理" として一度議論を進めています。
そして、現段階で出ている "なぜ家事はつまらないのか?" に対する考えは以下の2つです。
1. 終わりが見えないこと
"掃除を始めると、また新たに掃除をしなくてはいけない場所が出てきてしまい、永遠に終わらない気がする。" このような気持ちに陥ったことがあります。そもそも完璧に掃除を終えるということはあり得るのか、僕自身は懐疑的な考えを持っています。人は自分の行った仕事に対して達成感ややりがいを求めますが、掃除はどこかやり切れなかったという気持ちを残してしまうのではないでしょうか。
2. 他者とのコミュニケーションが欠如していること
"周囲の人も頑張っているから自分も頑張ろう。" 他者の存在が自身のモチベーションにつながるということは少なくないかと思います。特に、ルーティンワークや雑務など刺激の少ないタスクはタスク自体のインセンティブが弱いので、尚更他者の存在が必要だと考えます。しかし、掃除はやるのが当たり前でありかつ他者がどのように行っているのか見えにくいという特徴があります。これではやる気は起きないですよね。

以上が私たちの現段階の考えです。正直、「つまらない」への挑戦は先が見えず、着地点が全くわからないですが、もっと議論を深めていき今までにないソリューションにたどり着ければと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。