こんにちは、Eチーム(「ランチをPlanそしてCatch&Go」の班)の髙田です。
振り返り記事を書かせていただきます。
振り返るにあたって、まずそもそもなんでこの授業を取ったのか思い出すと、最初はあまりとる気がなかったということを思い出しました(笑)。
実は最初はこの授業はただの座学だと思っていたので、この授業に最初訪れてプロジェクトベースの授業と聞いたときは大変そうに思い、履修するかどうか迷っていました。しかし、思っていたものとは違っていたものの、実際に手を動かしながらビジネスを作る疑似体験をできるというのは中々ない経験だと思ったこと、あと学生でなければ受講するのにお金がかかる授業をタダで受けられるというお得感(笑)に負けて、履修することに決めました。結果、振り返ると多くのことを学べたので、「ちょっと大変そう」という逃げみたいな気持ちに負けないで本当よかったと思います。
さて、本授業を振り返ると多くのことを学べたなと実感していますが、それら学んだことをざっくりまとめると、
- ビジネスを作り上げていくための基礎知識(授業の前半でレクチャーしてくださっていた内容)と、
- 実際にグループワークをして得た体験
の二つに集約されると思います。それぞれ印象的だったことを以下にまとめさせて頂きます。
1.座学パートでは、ビジネスを立ち上げるうえでの基本戦略を学ぶことができました。特に印象的だったのは、”需要を見つける際には日常生活の「不」を見つける必要がある”、という考え方です。一般に新しいサービスというものを思い浮かべると「このサービスをつかうとこんなことが出来るようになります!!」、といった新機能に目が行きがちですが、その裏にきちんと「不」がないと需要にフィットせず、あってもいいけどなくてもいいサービスとして終わってしまうのだなと、理解を深めることができました。そのほかにも、この授業ではビジネスを成長させるためにMVPが極めて重要であること、ビジネスモデルを明確にした上で、他社と戦って負けないために自分たちの強みを生かした戦略が必要であることを学ぶことができました。本授業では実際に簡単なMVPを作る機会がありました(うちの班は横地さんが一人で簡単なアプリを作ってくれました、ありがとうございます...!)が、やはり何か既にモノがあるかないかで聞き手の印象が大きく変わるなと実感でき、非常にいい経験となりました。
2.二つ目の「実際にグループワークをして得た体験」について、この授業がユニークなのは実際にグループワークを通して手を動かし、座学で得た知識を試すことのできる場が用意されているということだと思います。例えば、座学で学んだ「不を見つける」ということに関して、自分は当初自分たちのアイディア(都会の真ん中であらかじめ予約した献立をCatch&Goできるサービス)について「このサービス便利そうだから」くらいにしか考えられていませんでしたが、グループワークを通して皆と議論することで実際にサービスのもつ特徴というのを深堀することができ、よりビジネスアイディアを洗練させることができたと思います。
グループワークを通してビジネスアイディアを洗練する経験が出来ましたが、今までのグループワークを通して一番の収穫だったのはアイディアを洗練できたことではなく、「多くの人と議論すれば思った以上にアイディアが出てくる」ということを学べたことだと思います。しっかり議論して深堀すれば思ってもみなかった発見があるということを身をもって体験し、やはり人それぞれが様々な発想・アイディアを持っているので、チームメイトとともに考えることが、創造性を働かせるうえで非常に有効だということを思い知るいい経験となりました。
以上が本授業の振り返りとなりますが、最後にチームメイトの横地さん横山さん赤沢さんには感謝いたします。みな面白い人で、毎週楽しく議論することができました。また、みな相手の意見を尊重しながら意見を発信することができる方々でしたので、自分がふとしたアイディアを思いついた時もためらわずに言うことが出来て、いい意味で議論が発散できていたと思います。本当にありがとうございました。
最後の最後に、運営に関わって下さった全ての関係者に感謝を申し上げます。「ビジネスの作り方を実際に手を動かして学ぶ」という貴重な体験をすることができましたが、それはSSDC, GCLを運営する方々がこのような場を提供してくださったおかげです。ありがとうございました。深く感謝いたします。