アフターコロナにおける国家ビジョンとアクションプランの必要性

コロナに関して、命をとるか、経済をとるか、みたいな議論は尽きない。現実は進んでいく中で、政治家、経営者、各個人が、現実的に意思決定して動いていく必要がある。いろんな言説が飛び交うが、ウィルスと付き合って、命と経済のバランスをとり、皆で協力していく方法はなんなのか。

いろんな記事や言説を読みながら、自分なりに、現時点での現実的なビジョンと対応策はなんなのかを一旦まとめてみた。


■ 意思決定の背景となる科学と共感力

→外出自粛の後は、科学的根拠を見ながら、うまく解除していく必要がある


●新型コロナウィルスの広がりは、予想以上に早かったが、致死率は予想以上に低かった。


●発症者の96%がリカバーする。4%は死亡しているがすべて合併症(肺気腫、腎炎、リウマチ、心臓病、HIVなどの免疫不全)で死んでいる。


参考記事:新型コロナの「本当の致死率」はかなり低いのではないか?【新型コロナを正しく恐れる】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000016-nkgendai-hlth


参考記事:コロナ閉鎖は今すぐ解除すべき:アメリカの医師が記者会見で主張

http://hokuonow.com/2020/04/27/corona-sweden-dr-erickson/


参考記事:科学と共感力で「成功」NZに注目集まる  各地でロックダウン緩和の動き

https://www.bbc.com/japanese/52364479


■ビジョンをつくるには思想が必要

Against(対抗する)かAlong(より添う)か、

Better(より良く)か Balance(バランス)か、

Control(管理する)かCooperation(協力する)か。

→これからの時代は、寄り添って、バランスを取る方向ではないか。パンデミックを抑えるために、ITによる管理は、一定必要と感じる。


参考記事:パンデミック後のまなざし「A・B・Cの選択 」

https://wirelesswire.jp/2020/04/75327/


■科学と共感と思想に基づいたビジョンが必要(明確なビジョンは、当然批判も生む。)

例:50歳以下は一定のリスク覚悟を経済優先。70歳以上は命優先。


参考記事:もしあなたが安倍首相だったら、コロナ対応どうしますか?

http://hokuonow.com/2020/04/28/corona-japan/


■ビジョンに基づいたプランを実行する

例:ハーバードプラン

a)一日数百万件に及び大規模なテスト

b)大規模な人員やITを導入しての感染者の行動追跡

c)感染者を医療・心理・経済面をケアしつつ隔離

フェーズ1:ライフラインを支えるための検査・支援体制の確立(5–6月)

フェーズ2:ライフライン労働力の拡大(7月)

フェーズ3:一部店舗ビジネスと企業活動の再開(7月)

フェーズ4:部分的な通常勤務の再開(8月)


参考記事:日本もハーバード大のコロナ対策案を大至急検討すべきだ

https://medium.com/@sunaomunakata/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%82%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%A1%88%E3%82%92%E5%A4%A7%E8%87%B3%E6%80%A5%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%A0-72f2ab8a1b0d