こんにちは、永井です。
先日、まゆさんが「茶道から学ぶ日本人の心」という題名で茶道についてのコラムを出していたのですが、それにかぶることのないよう、今回は茶道に使われる基礎的な用語についてお話ししようと思います。
<基礎ワード(客)>
お正客…一番目上の方がなる、お客様の中で一番位の高い人で、道具についての質問をする
→男性の場合…紋付袴、スーツ
女性の場合…江戸小紋、付け下げ、訪問着、帯は袋帯 、膝が
隠れる洋服
男女共通…白靴下、白襟、アクセ禁止
末客…拝見に回った道具を亭主に返す役割を持った人
列の一番最後尾に座る
<茶道の派>
表千家、裏千家、武者小路千家
→三千家
と呼ばれています。
各派の特徴としては、
表千家…保守派、
地味な着物
男性は膝を開けて座る
女性は拳一個分あけてすわる
泡立てない
裏千家…女性を美しく見せる
派手な着物
男性は拳2個分
女性は一個分
ふわふわに泡立てる
武者小路千家…保守派の本格派
元々男性用のため女性はやりにくい
女性は膝を閉じてすわる
男性は拳一個分
泡立てない
<茶器ワード>
棗なつめ…薄茶をいれる茶器
茶入れ…お濃茶を入れる茶器
茶筅ちゃせん…抹茶を点てる
茶杓ちゃしゃく…茶入れから茶を取り出す
柄杓ひしゃく…釜から水をだす
釜…お湯を沸かす
軸…床の間にかけてあり、亭主の姿勢、テーマを表す
水指…茶席で必要な水を入れておく器
建水…茶碗を清めた水を入れるもの
帛紗ふくさ…茶筅や茶器を清める布
いかがだったでしょうか
みなさんもいつお茶席に呼ばれてもいいようにしておくとかっこいいですね。
流派によってスタイルが大きく変わるなんて知りませんでした! 今度友人にどの流派か聞いてみたいと思います!
私は表千家なので、他の流派との違いは知りませんでした。そんな違いがあるのだなぁと面白かったです。