こんにちは!日和のちなつです
突然ですが、「あなたは何教徒ですか?」と聞かれたらどう答えますか?
この質問にはっきりと答えることができる日本人は少ないと言われています。
今回はそんな日本人の宗教観についてまとめてみようと思います。
日本では、大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、年が明ければ神社やお寺に初詣に行き、子供が生まれれば神社でお宮参りをして成長してからは七五三を祝い、結婚式はキリスト教会か神社、人が亡くなればお寺でお葬式、10月にはハロウィンを楽しみ12月はクリスマス…という光景をよくみることができます。
ここまで様々な宗教のイベントが混ざり合った文化は世界的に珍しいようです。
また、文化庁が編集している「宗教年鑑」(平成30年版)を見てみると、国内の信者数合計は約1億8116万人となっていますが、当時の日本の総人口は約1億2670万人でした。
実はこの統計は神社やお寺へのアンケートに基づいて作成されたものであり、各神社は信者である「氏子」、お寺は同じく「檀家」の人数を報告しています。
日本には氏子でありながら檀家でもあるという人が多くいるため、信者数の合計が人口を約5500万人も上回るという結果になったようです。
では、このように様々な宗教が受け入れられ、混ざり合っていった背景はなんでしょうか?
それはずばり、日本古来の宗教である神道の影響です。
日本はその長い歴史の中で何度か、仏教やキリスト教といった外国発祥の宗教が渡来してきています。
しかし、日本は縄文時代以来のアニミズムという思想に基づいた、現代の神道のもとになる民族思想が根付いていました。
ですが、自然物全てに神が宿るとするその思想は「八百万の神々」と言われるほどの多神教。外国から新しい神が渡来しても、「元から多かった神々に新しい神が数人増えた」というような認識であり、民族思想と渡来宗教が衝突するようなことはなかったそうです。
このような神道の寛容さが、現代の日本人の宗教間の相違や区切りを気にしない風習を生み出した理由の一つではないかと言われています。
他にも様々な理由が考えられるので、興味の湧いた方はぜひ調べてみてください!
私も一度宗教観の不思議について調べたことがあったので、すごく興味深かったです!!
寛容さがあるというのはいいことですが、逆に宗教に属している人に排他的にならないようにしたいですね。
歴史の授業で習ったばかりですが、日本の宗教観には歴史が深く関わっているんですね、いろんな宗教のいいとこ取りの日本、賑やかですよね、、、笑
確かに言われてみれば、日本の伝統的な行事は様々な宗教が混ざってますね😳
考えたことなかったので、とても興味深かったです。
神道がとっっても好きなので、他の人の書かれた記事を見れてすごく嬉しいです!寛容さは神道の大きな特徴の一つですよね
私は学校がキリスト教なので普段から宗教に触れる機会が多いですが、確かに日本は色々な宗教が対立することは歴史の中であまり聞いたことがありません🤔神道の影響だとは聞いていましたが面白かったです!