こんにちは。今日は、日本の伝統的な模様についての記事です!
着物や千代紙などを見るとわかるように、日本の伝統的な物には、他の国ではみられない、『和 柄』という模様が施されています。コロナウイルスの影響で開催の雲行きが怪しくなっています が、今回の東京オリンピックでも、そのエンブレムに和柄が用いられています。一言で和柄と言っ ても、さまざまな種類があり、それぞれが意味を持っているのです!今回は、その種類や意味を 見ていきましょう!
1「市松模様」...東京オリンピックのエンブレムに用いられているのもこの 柄です。市松模様には、その柄が途切れることなく続いていくことから、繁栄の意味が込められ ています。マニアックな話にはなりますが、東京オリンピックで用いられている市松模様は、一 般的な、同じ四角形が組み合わせてある模様ではなく、三種類の四角形が組み合わせてある模様 になっています。これには、多くの国や文化が関わって広がっていることによる、多様性を表現し たいという思いが込められているようです。
2「麻の葉」...麻の葉をモチーフにして、正六角形と 結びつけた幾何学模様です。三角形にはもともと魔除けの意味があり、それが集まった六角形は より強力な魔除けの力があると考えられました。麻の葉の丈夫さや成長の速さから、子供の健や かな成長を願い、赤ちゃんの産着や子供の着物によく使われていました。現在は、出産祝いのプ レゼントに最適ではないでしょうか。
3「青海波(せいがいは)」...穏やかな波がどこまでも続 いている様子を模様にしています。穏やかな日々が続いていくように、という意味がこめられてい ます。結婚祝いにも良いかもしれません。
4「唐草」...つる草が四方八方に力強く伸びている 様子が模様になっているそうです。そのことから、強い生命力や繁栄を象徴し、一家の繁栄をね がって、結婚祝いや快気祝いに使われています。昔は、どの家にも唐草模様の風呂敷があったた め、泥棒が唐草模様の風呂敷を持って逃げる様子が、万人共通でイメージできますね。
今回は、 日本に古くから根付いている『和柄』をご紹介しました。柄に意味が込められているのはとても 素敵ですね。今日紹介した以外にも多くの和柄が存在しています。意味を知り、日頃の贈り物に 使ってみてはいかがですか。外国人の方へのプレゼントにも喜ばれるかもしれませんね。ここま で読んでいただき、ありがとうございました。
茶道のお道具の柄でよく見かけます!なにも考えずに使っていましたが、こんなに深い理由があるだなんて知りませんでした。
柄一つ一つにこんなに意味があるとは知りませんでした!!縁起良いものばかりで、これからは贈り物をする時にも今まで考えてあげられたらとてもいいですね
今では鬼滅の刃の流行により、和柄がより身近な存在なになったように思えます☺️ とてもいいきっかけですよね。
オリンピックのエンブレムの話、とても興味深かったです。和柄にも一つ一つ意味が込められていて、やはりすべてのことに意味がある、というのを再認識しました。
東京オリンピックの市松模様にそんな工夫があったなんて知らなかったです!柄それぞれに意味がわかって勉強になりました
どの模様も伝統的な和柄で見た事があり、意味を知ると面白いです。他の柄の意味も調べてみてようと思いました。