・スコア
慶應 | 000 000 000 | 0
法政 | 010 002 01×| 4
・バッテリー
切原(7回),池田大(2回)-高井
・スタメン
⑥大貫
③野中
④小池勝
②髙井
⑤飛田
⑨高橋
⑧安松
①切原
⑦利渉
全日本選手権の切符を懸けて迎えた代表決定戦。
この大一番に法政の先発マウンドには切原が上がった。
その立ち上がり、1番伊藤をファーストフライに打ち取るも、2番磯田に四球を許してしまう。しかし、3番小川の打席で一塁ランナーを牽制でタッチアウトにする。その後内野安打を許すも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。
すると2回、法政は先頭の5番飛田が左中間へ2ベースを放つと、6番高橋は送りバントで1死3塁のチャンスとなる。ここで7番安松が見事に叩きを決め、法政に貴重な先制点をもたらす。
さらに3回、1番大貫のヒット、2番野中は相手のフィルダースチョイスで出塁し、2死2.3塁とするも4番高井はライトフライに倒れる。
4回も法政は先頭の5番飛田が今日2本目となる2ベースを放ち、1死3塁で再び7番安松を迎えるも叩きがピッチャーゴロとなってしまい本来封殺。その後、2死1塁から盗塁と暴投が重なり2死3塁の場面で8番切原がセーフティバントを仕掛けるも間一髪アウトとなりこの回も得点が奪えない。
5回は両チームとも3者凡退、6回の慶應の攻撃も3者凡退で打ち取り、迎えた6回の攻撃。先頭の3番小池が四球を選び、続く4番高井は送りバントをきっちり決め1死2塁のチャンスで5番飛田がライト前へタイムリーヒット、そこでライトに守備のミスが出る間に3塁までおとしいれる。なおも1死3塁で6番高橋がきっちりエンドランを決め、この回法政が貴重な追加点の2点を奪う。
しかし、慶應打線も黙ってはいない。7回、ここまで1安打ピッチングの切原に3番小川のレフト前ヒット、4番三鍋の2ベースで無死2.3塁のピンチを迎えるが、5番小林を見逃し三振、6番安井をショートフライ、7番早船を空振り三振に打ち取りこの試合1番のピンチを無失点で切り抜ける。
続く8回からは2番手池田が登板。ヒットと味方のエラーで2死1.3塁のピンチを作るも、後続を打ち取りここのピンチも見事に切り抜ける。
すると裏の攻撃、3番小池が死球で出塁し、続く高井が再び送りバント。1死2塁というチャンスで今日3安打の5番飛田が左中間へタイムリー2ベースを放ち、1点を追加する。
最終回の慶應の攻撃、先頭バッターをセカンドゴロ、続くバッターもセカンドゴロで打ち取りツーアウト。最後のバッターを見逃し三振に打ち取り試合終了。
代表決定戦の大一番を制し、全日本選手権への切符を手に入れた。
この試合の写真はコチラ↓