【春季リーグ 第6戦 vs慶大】

[スコア]
慶應 | 011 202 000 | 6
法政 | 001 001  102 | 5


[バッテリー]
池田大(4回),切原(5回)-髙井


[スタメン]

⑥大貫
③野中
⑤飛田
②髙井
⑧安松
⑨高橋
⑦大山
①池田大
④小池勝


1分で迎えた第2戦。
法政・池田、慶應・廣瀬の両先発で始まった。

初回。池田は先頭の伊藤をセカンドゴロに打ち取ると、2番内藤・3番小川を連続三振に仕留める幸先の良いスタートを切る。

しかし2回。1死から5番小林に左中間への3ベースヒットを打たれると、続く6番安井にライト前に運ばれ先制点を許す。

さらに3回には、先頭8番磯田を2ベースで出塁させると、1死3塁から1番伊藤にレフト前に落とされ追加点を与え、2点のビハインドを追う。

しかしその裏、法政は2死から9番小池が四球を選び、この試合初のランナー。すると1番大貫のところで盗塁を決め2死2塁となり、ここで大貫がセンターへの鋭いライナーを放つ。小池が生還し、1点を返す。

しかし直後の4回。先頭の小林にまたしても長打を浴びると、続く安井のところで送球エラーがからみ再び2点差に。さらにその後2死3塁となってから、9番早船にしぶとく三遊間を抜かれると、1-4とその差が広がる。

反撃に出たい法政はその裏の攻撃。先頭の野中が内野安打と送球エラーで2塁に進むと、3番飛田のバントで3塁へ。ここで4番髙井を迎えたが、2球目を打ち上げセカンドフライ。5番安松もレフトフライに倒れ、好機を逃す。

5回から法政は切原を投入。初回は完璧に抑えるピッチングを見せる。

しかし6回。テンポ良く2死とするも、7番廣瀬のアンラッキーなヒット、続く磯田を四球で歩かせ1,2塁とすると、9番早船に2本目となるタイムリーを打たれ、5点目。さらに続く伊藤にもセンター前にタイムリーを許し、5点差となる。

追いかける法政は、6回。先頭の小池が右中間を破るヒットを放ち、相手の中継プレーが乱れる間に一気にホームを突く。

さらに7回。先頭の髙井が四球で出塁すると、5番安松がバントヒット。バントと四球で満塁とし、2死から慶應は2人目・田村へスイッチ。その初球、ワイルドピッチで髙井が生還し、3点差とする。

8回は0点に終わるも土壇場9回。1死から6番高橋、途中出場の7番利渉が連続四球で1出塁すると、8番切原のところで代打の釜島を送る。その初球。左中間への大きなあたりは野手の間に落ち、2者が生還。5-6とついに1点差に詰め寄る。さらに小池の死球で再び1,2塁とすると、ここで打順はタイムリーを放っている1番大貫。しかし初球を捉えたあたりはサードの正面。ダブルプレーとなり、反撃及ばず。首位防衛&全国大会の掛かる大事な一戦を落とす結果となった。


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