ミンガラーバー!!IDFC2020副代表のりょうきです!
今回は僕と同じ昨年度IDFC2019の参加者であるN.K.さんに、IDFCに関するインタビューを行いました!
過去の参加者のインタビューを聞いて、今年度参加希望をされる方に「IDFCに参加する意義」を深く知ってもらえれば幸いです!
プロフィール|N.K. 大学では地理学を専攻。アメリカにて1年間の留学。 現在は某インフラ企業に就職し、海外投資業務に関わる。
座右の銘:人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
IDFCに参加した理由はなんですか?
簡単にいうと、学生会議に魅力を感じたからです。
私にとって海外に行く時の外せないポイントは、現地の人とのリアルな交流で、どちらかというと観光には懐疑的だったんです。
だって観光って産業であって、お金儲けが目的なので、観光客向けにデフォルメされていて、本質的にその国を知ることは難しいと思うんですね。
それにアメリカ留学中にキルギス出身の親友ができて、途上国に対する関わり方に疑問を感じたんです。日本は先進国という立場から、途上国との関わりは「支援する側」と「支援される側」という構造ですよね。でも実際、現地の文化や人々は劣っている訳ではなく、対等な立場なのに、平等な関わり方が難しくなる。
そういう意味で、学生会議では、お客さんや支援する立場としてではなく、学生という対等な立場で、現地の学生と社会問題についてディスカッションをしたり、チームで1つの目的に向かって一緒に協働することができます。
現地の文化や学生たちの考え方がリアルな形で知れる貴重な経験は、学生会議ならではだと思うし、観光とは違う魅力があると思います。
IDFCの良さは何だと思いますか?
オーナーシップ(当事者意識)を持って、積極的に活動できることです。
例えば、私がプログラム中の訪問先やチーム編成に関して提案をしたところ、参加者という立場にも関わらず、実行委員の方々は快く提案を受け入れてくれました。
それに加えて、私の強みであるグラフィックレコーディングという技術を、本会議のアウトプットとして観客に配る資料に活用することもできました。
IDFCは設立5年目の新しい団体で、毎年新しいチャレンジをする風土があることから、参加者という立場関係なく能動的に動くことができ、それによって自分の成長度合いも格段に高まりました。
IDFCで学んだことはなんですか?
ハードスキルとソフトスキルの大切さです。
まずハードスキルとして「英語力」と「論理的思考力」の大切さを実感しました。
本会議は全て英語で行われ、日本人とミャンマー人の混合チームで1つの成果を生み出す必要がある環境ということから「英語力」は必須であることに加え、考えを正確に伝えるための「論理的思考力」も必要不可欠だと感じました。
でも、これらのハードスキルは必要条件ではあるけど、十分条件ではないということも学べました。
というのも、言語だけでない文化の違いを乗り越えるためのソフトスキルの重要性も忘れてはいけないと感じました。
それは、「異文化に対する寛容さ」「相手を理解しようとする態度」であり、文化や前提知識が違うことを前提とするコミュニケーションを行う上でソフトスキルは大切だと気づきました。
本に書かれてあるようなことが実体験として経験でき、学べるのは、IDFCならではだと思います。
取材後記
今回N.K.さんにインタビューをさせていただき、彼女の「当事者意識の高さ」や「人との関わり方」が凄く印象的でした。異なるバックグラウンドの学生同士が出会う学生会議 - IDFC - ならではの経験と、学びを共有していただき、旅行とは一味も二味も違うIDFCの魅力が多くの方に伝われば幸いです!
現在IDFC2020では、参加者を募集しています!!
詳細は下記のURLからお願いいたします!
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