インドとの交流

 こんにちは。2回目の登場の桃原です。前回は新しいプロジェクトを立ち上げるにあたって、直面した困難や、課題について書きました。今回は、何でインドなの?という質問に答えて、そして少しだけ僕がインドを訪れた際のことについても書きたいなと思います。

 何でインドなのか。それは単純です!開発途上国との交流の場が国際関係会では不足していると感じていたから、そしてインドが日本にとって国際社会欠かすことのできないパートナーだから、この2点です。
 現在、国際関係会ではアメリカ、カナダ、中国、インドネシアなどの学生と相互交換プログラムを主催しています。アメリカやカナダの規模に比べ、インドネシアは規模が小さく、開発途上国の現状を知ることができるという場が少ないのが現状でした(カンボジアへの渡航プログラムがあるのですが、成熟した学生との議論の場がないという課題がありました。)。そこで僕が目をつけたのがインドでした。インドはGDPが6位と高い位置にあるものの、格差が厳然と存在し、これからさらなる発展が予想されています。
 インドとは政治的、地政学的に日本は関わりを持たない選択肢がない国であり、(実際、安倍晋三首相はモディ首相との仲を強調する外交を展開しています。)そこの国の学生と議論をすることは、日本のこれからの国際社会でのあり方を考える上で重大なヒントを与えてくれるのではないか?その議論の中で我々日本人も、インドのこれからのあり方に何らかのアイデアを示すことができるんじゃないだろうか?そう思ったこと、これが第2の理由です。
 これらのことを踏まえ、私たちは、"Rediscover your country and yourself" をスローガンとして掲げ、NEXTプロジェクトを立ち上げました!

 さて、ここからはインドで経験したこと、というよりは、国際関係会は海外渡航に行けて、レベルの高い学生と交流でき、様々な知見、経験を得られるんだよ!!ということを書いていきたいと思います。笑
 2019年9月、NEXTのメンバー5名はインド、ニューデリーとアグラを訪れました。前の記事でも書いた通り、Jawaharlal Nehru University の東アジア研究所に所属する学生と、日印の関係や自国のことについて、話すことができました。彼らが持つ自国への知識、考えは並大抵のものではなく、その考えの厚さに圧倒され、自分たちがさらに学んでいこうという気持ちにさせられました。国際関係会での渡航はこの質の高い学生交流だけにとどまりません。その卒業生の多さを利用し、様々な繋がりが得られることから企業訪問も叶い、発展途上にあるインドのビジネスの現状や社会課題について考えることもできました。もちろん、勉強的な要素ばかりではなく、皆と協力して渡航プランを練り、観光もすることができます!この、遊びと、勉学の両立、そのバランスをとることがなかなか大変なのですが、それは今度の記事で。

 他の記事でも皆さん書いておられますが、国際関係会は本当にメリとハリがしっかりとついた、楽しく成長できる場だと感じています。その中で、たくさんの国の人と交流して、世界に対する知見を広げ、自身の中に確たる信念を築く。その支援をできるような、そして自身も成長していけるような、活動の場を新たにつくる。このことを胸にインドプロジェクトを進めていきたいと思っています!!皆さんもぜひぜひ、インドに興味を持ってください!

以上、桃原でした!