UBC渡航プログラム①

こんばんは! 南茉衣子です。

今回は、私が去年の夏休みに国際関係会を通して参加した、UBC渡航プログラムについて書いていきたいと思います! 

このプログラムには大きく分けて2つの特徴があるのですが、今回はその中の1つ、ホームステイについて紹介します。

そもそも私がこのプログラムに惹かれた理由は、ホームステイを体験できるからでした。小さい頃からフルハウスなどのアメリカンコメディを観ることが大好きで、自然と海外の生活に憧れを抱くようになりました。家族旅行でアメリカに行ったとき、住宅地を車で通るだけで嬉しくて叫んでいた程です。

そんなこんなで参加を決めた私ですが、行く前は不安と緊張でソワソワしていました。ホームステイ カナダ、とネットで調べてプラスの体験談を読んでは出発日までのカウントダウンを始め、マイナスの体験談を読んでは最悪の状況を妄想し、ものすごく揺さぶられていました。空港からホームステイ先まで行くタクシーの中はまるで地獄のようでした。

しかしながら、皆さんお察しの通り、結局最高のホストファミリーに出会い夢が叶ったような気分になったわけです。広くて綺麗な豪邸に迎え入れられ、車でビーチや公園に連れて行ってもらったり、一緒に晩御飯を食べたり、それはそれは素敵な日々を送らせてもらいました。

そして何より、カナダに住む人の文化に直接触れたことは忘れられない経験になりました。テレビや書籍では得ることのできないものを学んだような気がします。例えば、私がお邪魔していた期間はたったの2週間程だったのですが、とにかくたくさんの来訪者に会いました。毎朝来るお孫さんに加え、彼らの両親、いとこ…出身はカナダ・スペイン・オーストラリアと実に様々でした。異文化で育ってきた人々がひとつ屋根の下で会話する姿を目にし、何て素敵な光景だろうと思いました。そして、日本から来た私にも温かく接してくれ、この街に住みたいと本気で夢見てしまいました。

多文化社会カナダ。この言葉はデータ上の特徴を表した表面的なものではありません。彼らの生活に浸透している表現です。これから先、もっと多くの国の生活を体験したいと改めて強く思った2週間でした。