新プロ、KNOCKへの思い

はじめまして!KNOCKプロジェクト代表の小林知佳です。
今回は、私のKNOCKプロジェクトへの思いを書かせていただきます!普段からKNOCKについて考えているつもりですが、いざ文字に起こすと、私実はこう思ってたんだな〜とか、自分の気持ちを振り返る機会になりました。

KNOCKプロジェクトは、昨年2020年に、4名の一年生によって立ち上げられました。韓国の学生と、日韓関係について話し合うプロジェクトです🇰🇷
他のプロジェクトと比べ少し重い内容を扱うのですが、議論以外にも文化交流やダンス企画もあり、とても盛り上がっています🔥

今年の春にチャージとして一年生9人も加わり、30人規模のプロジェクトとなりました。こうしてKNOCKとしての活動を続けられるのも、役員の皆さんをはじめ、多くの人に支えられてこそだと日々実感しています。KNOCKの活動を支えてくれる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

では本題の、私のKNOCKへの思いを話させていただきたいなと思います。

・なぜプロジェクトを立ち上げた?きっかけは何? 
高校1年生の時、短期留学プログラムで2週間韓国の学生と交流する機会がありました。韓国に行ったことは初めてで、もともと興味があったわけでもなかったのですが、韓国人のみんなの優しさや韓国文化の美しさに触れ、韓国という国に一瞬で魅了されました。留学中のある夜、一番仲良かった韓国人の友達と日韓関係について話す機会がありました。するとほんの少し話しただけでも、お互いが受けてきた教育の違いや、言い分の食い違いが見られました。しかし仲が良かったため、相手の意見をよく聞き、お互いを尊重しようとする姿勢を持っていたため、かなりセンシティブなところまで話を進めることができました。それをきっかけに、日韓関係についてもっと勉強し、学生同士でもっと話し合いたいと強く思うようになりました。
大学に進学しI.I.R.に入会して、李宣雨くんに出会い、「日韓関係と向き合うプロジェクトを作りたい」と言われ、私の中でその思いが再び開花しました。一緒に韓国留学に参加した井上駿太くん、同じ思いを持った伊藤涼葉さんにも声をかけ、始めたのが始まりです。偶然の出会いが重なり、「日韓関係に向き合いたい」という同じ思いを持つ人が集まったことがきっかけでした。

・プロジェクトで何を達成したい?
一番は、韓国人との議論を通して、お互いの食い違いや勘違いなどを明確にし、日韓関係について何かしら自分たちなりの結論を出すことです。非常にセンシティブな内容を扱うので、相手の立場を尊重する姿勢が大切になります。一人一人が言葉を選んで、相手を思いやって議論を進められたらと思います。
また、日韓の学生が仲良くなるような企画も作り、信頼関係を構築した上で議論に入ることも大切にしています。
学生のコミュニティとしては、みんなが本音で話せるような団体を目指しています。意見を言いやすい雰囲気を作ることはKNOCKの本番企画にとっても重要なことです。活動は真剣に慎重に、それ以外の場面では学生らしくはっちゃけられるような、メリハリのある団体にしたいです。KNOCKにコミットしたい人もそうでない人も、居心地の良いコミュニティとなることを目指しています。

・プロジェクトを通してどうなりたい? 
KNOCKの理念に沿って、まずは自分自身が話し相手の気持ちに寄り添える人間になりたいです。国際交流関係なく日本人同士の会話でも難しいことなので、常に意識するようにしています。
また、KNOCKは日韓のプロジェクトであるとともに、I.I.R.の中の一つの団体でもあります。内外と様々な連携をとっていく中で、組織を運営していくノウハウや、人を動かしたり、自分で仕事をする力も、微力ながらついてきているように感じます。日韓問題に対する情熱を保ち、国際問題の解決策を模索できるような視野の広い人になるのと同時に、組織の一員としての振る舞い方を、プロジェクト活動を通して学んでいきたいなと思います。

・将来の展望があれば 
最終的に、日韓の友好関係に実際に良い影響を与えられるような団体にできたら最高です!
その過程で、他の国際団体(日韓のものに限らず)との差別化も図り、KNOCKにしかできない活動を生み出していきたいです。常に結果を求めて、社会全体に活動の幅を広げていくことも目標です。といっても、まだまだ小さな団体に過ぎないので、まずはI.I.R.の外へ、果ては慶應の外へ出て、日韓の架け橋のような存在になりたいです。