自分を測る基準は"成功"か"失敗"ではなく、どのくらいの「気付き」を得るか❶

こんにちは! I.S.A.神戸支部長のユウキです!

Pandoで色んな団体さんの(もちろんI.S.A.も)記事を読ませて頂いてるのですが、書く人によって"気付く点"も違うし、文章の書き方も違うので、本を読むのが大好きな私はいつも「ふむふむ」と関心されながら読んでいます😳

(I.S.A.のみんなの記事もちゃんと全部読んでます☺️✨みんなオモロすぎ!さすがです😂)

前回、このような記事を書きました。かなり多くの人に見て頂いたようで《255PV》もあり驚きました…国際交流をする上での「本質的なこと」の核心を突いた記事になっていると、自分でも自信を持って言えます!まだ見ていない方は、下のリンクからぜひご閲覧ください!

https://pando.life/isa/article/24157

どこからが「外国」だと思いますか❓【あなたの価値観を変える1つのstory📝】

ユウキ(I.S.A.神戸支部長)
日本国際学生協会(I.S.A.)

今回は《episode①》と《episode②》の「2本立て」でお送りしたい!と考えています!少し長くなっているので、1日ごとに読むのをオススメしますが、読みやすく見やすくしているので、続けて読んでもらえると嬉しいです!

では、どうぞ!


大学3回生にもなり、サークルでも、司会・運営・リーダーなど、様々な経験をしてきた。
後輩と関わる機会が、かなり多くなってきて、ありがたいことに

「どうすれば一歩踏み出すことができるのか」「失敗はどうしたら怖くなくなるのか」
「自分のネガティヴな所が嫌いなんです」

という質問が沢山飛んでくるようになってきて、答えることが多くなった。

後輩だけでなく、同じように挑戦することに苦しんでいる人にも見て頂きたいので、自分なりの答えをここに残しておく。


1.「挑戦」の価値観


まず、最初に、僕の価値観について少し知ってもらおうと思う。
みなさんは「挑戦」という言葉にはどういうイメージを持つだろうか?どういう人が挑戦をしていると言えるだろうか?

僕は、どんな小さなことでも「挑戦」であると思うようにしている。

それはなぜかと言うと、今となっては「リーダー」という立場を経験しているが、2年程前はまともに人と会話することもままならなかったほどであり、そのときの経験や感じた気持ちがずっと心の中に残っているからだ。

「踏み出せないこと」は悪ではない。"主体性"というのは「苦しんだ気持ち」を何年も熟成させてからこそ、活きるものだ。

家から出る、学校に行く、会社に行く、バイトに行く、家族と話す、友達と話す、プレゼンをする、司会をする、ご飯を食べる。

このどれも立派な挑戦なのだ。あなたにとっては大きな挑戦ではないかもしれない。しかし、ある人にとってはすっごく大きな、自分を変えるための"壁"であるのだ。

こういうことを知ると、他人のどんな小さな挑戦でも、心の底から褒めることが出来ないだろうか?大きな挑戦なら尚更大きく褒めることができそうな気がしてこないだろうか?

「星の王子さま」に、こんな1節がある。

心で見なくちゃ、物事はよく見えないってことさ。大切なものは、目に見えない。

なかなか自分の思い通りにいかないことは、人生の中で何回もあるだろう。そういった"思い通りにいかないこと"を自分の心の中で熟成し、自分の物語にすることが、自分が挑戦する上でも、他人の挑戦を応援する上でも大切なんだろう、と思う。

もし褒めれないということがあった場合は、自分が成長したのではなく、「忘れてしまった」のだ。自分がリーダーになっていく上で心から褒めることを忘れてしまうことは、かなり致命傷である。なぜならリーダーというのは「対話」というものを、かなり必要とするからだ。

もし、小さな挑戦でさえ"心の底から"褒めることができない と、この話には共感できないという人は、危機感を持って欲しい。しかし、「出来てるよ」と簡単に口で公言するのも違うので、これから行動する上で「出来てたかな?」と振り返って過ごしていってください


2.失敗が怖い。迷惑をかけてしまう。
「チームの仲間に迷惑をかけちゃうのが怖くて…」「本当の自分を知られるのが怖いんです」

失敗が怖い原因は、人によって様々だと思うが、相談に来たある1人の後輩の子はこのような理由を述べた。

この2つについて、僕の意見を述べていく。


❶チームメイトに迷惑がかかる

リーダーの方も、この質問には返答を困ると思うが、この悩みに対しては「長期的な目線」か「短期的な目線か」という区分けで見て欲しい。

「短期的」に見てしまうと、その瞬間「迷惑がかかる」と思うのだが、長期的に見た時に、果たしてその迷惑は必ずマイナスになってしまうのだろうか?

それは違う。

例えば、ディスカッションの場を考えてほしい。自分は意見を言わなさ過ぎたな…と思ったとする。その時に、良いチームでは、フィードバック時に「もっと質問を飛ばせばよかったね」と次の議論にプラスになるような発言が出てくる。

このように自分にとってはマイナスだと思っても「チーム」の目線で見ると、プラスになる場合があるのだ。

確かに、マイナスが長期的に見て必ずプラスになるとは限らない。しかし、プラスが必ずプラスになるとも限らない。
そのことを念頭においてほしい。

"優しくしていたつもりが、怖い人と思われていた"なんて経験ないだろうか?僕はよくあるのだが、自分は良いと思ったことでも、相手がどう受け取るかは、結局は、十人十色なのだ。

プラスチックの実験で、ノーベル化学賞を受け取った白川英樹さんは、触媒の濃度を間違えて1000倍にしてしまったことが、逆に新発見をすることに繋がったのだ。(ぜひ下のリンクにある白川英樹先生のノーベル賞獲得までのストーリーを読んでください)

失敗は大きな成功に繋がることがある。だから、挑戦をしようと思っている人は、そこまで失敗に対して"恐怖・不安"を抱かないで欲しい。

https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/tour/nobel/shirakawa/p2.html

あまりにも失敗するのが怖いのであれば、周りの人の失敗体験を聞き出したり、本を読んだりするのが僕のオススメの方法だ。私は、NHKの「#8月31日の夜に」という番組がとても好きなのだが、その番組を見ていると、ほんとうに共感というものは心を和ませるのが分かる。

⬇️気になる方はHPへ(学生の子達が書いている『日記』をぜひ読んで欲しいです)

https://www.nhk.or.jp/heart-net/831yoru/ 


❷本当の自分を知られるのが怖い。
このことについては、なんといっても答えるのが難しかった。「周りにはハッピーな子だと思われているけど、本当はネガティヴなんです」と後輩に言われ、自分も全く今も変わらずネガティヴであり、本当の自分から変わったのか変わっていないのか、自分の答えが定まっていないからだ。

「本当の自分を知られるのが怖い」

良く分かる。僕が司会をしていた時も、「ネガティヴな自分を知られたらいけない。笑顔でいなくちゃ」そう思っていた。
しかし、こう考えてからすごく楽になった。

「新しい自分の発見、自分を変える、のではなく、"元々自分の中にある"本当の自分を見つけ出すだけの作業なんだ新しいと思っているものは、元々自分の中に潜んでいたもので、その状況があってはじめて引き出されたものなんだ。

この考えは自分にとって、かなり革新的なものであったことを覚えている。背水の陣になる、孤独になることによって、元々自分の中にあった"すごいもの"が引き出されるということを知り「それなら進んで孤独になってやるぜ」なーんて思えるようになったほどだ。

これを見ている皆さんに言いたい。

元々あなたの中には"すごいもの"が潜んでいるのだということは忘れてはいけない。それを見つけ出す為の作業が、「自分との対話」であり、「他者との対話」である。

自分だけでもだめだ。他者だけでもだめだ。両方の対話(掘り下げ)があって、はじめて元々自分の中にあった原石を見つけることができるのだ。

僕なりの対話の仕方については、時間がある時に記事に出来たら良いと考えている。

《episode❷》「自分が挑戦して得た"気付き"」に続く(下のリンクから飛んでください!)

https://pando.life/isa/article/35454

自分を測る基準は"成功"か"失敗"ではなく、どのくらいの「気付き」を得るか❷

ユウキ(I.S.A.神戸支部長)
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