自分を測る基準は"成功"か"失敗"ではなく、どのくらいの「気付き」を得るか❶
の続きですので、上の記事を見ていない方は、見てから読むことをオススメします!
ここからは、後輩の意見に対してではなく、僕が経験してきて"気づいたこと"をつらつらと述べていこうと思います。
◆I.S.A.神戸支部長が語る◆
1.ネガティヴは悪いものか?
2.自分にとって「リーダー」とは
3.責任感と選択
4.嫌われる勇気
5.最後に
1.ネガティヴは悪いものか?
ネガティヴは悪いものなのでしょうか?ネガティヴという言葉の反対語に「ポジティブ」という言葉があります。
僕は、「バイキンマンは「悪」か?」というタイトルで記事を書いたことがあった。(詳しく知りたい人はリンクへ)
このように人間は「2つのもの」として世界を見る傾向がある。
いわゆる"二極化"とも言えるでしょう。
例えば、「味方と敵」「正義と悪」「男性と女性」「大人と子供」「与党と野党」「キノコ派かタケノコ派」「韓国と北朝鮮」「北アメリカと南アメリカ」など、世の中を見渡せばいくらでも見つけることが出来ます。
では、なぜ人間はこのように分けたがるのでしょうか?それは、明確な「味方」と「敵」を分ける為なのです。ドイツの「ベルリンの壁」というのは良い例だと思います。西ドイツと東ドイツが分断し、互いの民衆の不満やストレスは、互いの「明確な「敵」」に向けられていました。
この例は、まだ"見えている"からましなのですが、「大人と子供」という話では、明確な境界線というのがないため判断がつきにくく、すぐ都合のいい側に逃げることができてしまいます。
僕は大学生なのですが、大学生というものはとっても都合のいいもので、自由や選択の幅が広がるのでもう「大人」とも言えるし、まだ「学校」という場で教えて貰う立場であるから「子供」であるという見方もできるでしょう。
僕はこの考えが、大学生の二極化を生む原因だと思っています。遊ぶ人と、確実に成長していく人の違いは、「自分で、その瞬間、どのように境界線を引くか」に寄るでしょう。
このコロナ禍にも言えることですよね…。人間は、こういう状況になるとすぐ「戦争」って言葉を持ち出しますが、それは「敵」と見なしているだけで「共存」する意思は全くないように見えます。あなたならどう思いますか?
少し脱線してしまいましたが、ネガティヴは悪いことではありません。しかし、ネガティヴを都合のいい理由にして"逃げる"ということをずっと続けることからは抜け出した方がいいです。
都合のいい理由に逃げるのではなく、例えばポジティブな自分を目指すのであれば、どうやってネガティヴな自分とポジティブな自分を共存させるのかを考えるべきでしょう。
ネガティヴは「創造の病」とも言われます。源氏物語を書いた紫式部でさえ、ネガティヴであったと河合隼雄さんという心理学者の著書に書かれています。「ネガティヴでないと、あれほどの長編は書けないだろう」とも書かれていました。ネガティヴを無理に無くそうとせず、生きていく方法を自分で探していきましょう。
2.自分にとってリーダーとは?
これは賛否両論あると思いますが、私はリーダーとはこういう人のことを言うと思います。
自分の得意不得意を把握し、チーム全体の中で足りない(補えていない)部分を分析し、補う技術と判断を持った人のこと
これを見ると、補うってことは結局全部できないといけないのか?と思ってしまいますが、そうではありません。この文章の言葉どれをとっても「気付き」というものがKeypointになっているのがお気付きでしょうか?
引っ張ったり、意見をズバズバ言う人だけが、
リーダーではありません。リーダーに本当に求められるものは「気付き」です。自分得手不得手を分析し、チームを分析し、足りない部分にいち早く気付いて行動できる。そんな人が、本当の「リーダー」ではないでしょうか。もちろん気付く能力を高めることはかなり難しいことであるし、訓練を続けないと身につくものではありません。
3.責任感と選択
この章では、主に「リーダー」を目指している人に対してのアドバイスを一言述べたいと思います。
これまで話してきたことで、大分価値観が変わった人もいて、「リーダーって本当は楽なんじゃないの?」なーんて思った方がいるかもしれませんが、絶対にそんなことありません。
リーダーとは、最後には責任をとって人の前に立つ覚悟がなければいけません。その為には、半端ではない程の気付きを日頃から意識しないといけません。
リーダーになるのであれば、「それが自分にできるのか?」と、もう一度自分に問いかけてみてください。
4.嫌われる勇気
挑戦をすれば、批判される。これはセットで考えるべきものです。こればかりは対策のしようがありません。考え方を変えるしかありません。しかし、考え方=価値観を変えるのは簡単ではありません。
僕は価値観を変えることが出来たのですが、そればどん底まで叩かれ、涙をこらえ、孤独になったからです。もう2度とあんな体験はしたくないと思いました。
その後、僕が成長したと感じたのは、"批判"を、このように受け止めれるようになったからです。
批判する人も意見を言う際に少なからず勇気を出している。
もしかしたら、反対意見のつもりがその人の何か(これまでの人生の背景など)がきっかけで批判(怒り)に変わったのではないか。
「批判」も、"自分の足りないところを教えてもらっている"と考えれば自分の成長に繋がるんだ
僕は、こう考えるようになってから「楽観的になった?」と言われるようになったのですが、そうではなく、他人の「知らない部分」を想像できるようになったからこそ、ポジティブに受け止めれるようになったのです。本当の共感力というのは、こういうところに働かせるべきなんでしょうね。
5.最後に。
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます🤗少しでも挑戦している、挑戦しようとしている方々に届くように書かせて貰いました。
この記事の共感してもらえる方というのは、多分僕とかなり気が合う人だと思います笑
なので、機会があればどこかでお茶でもしましょうね!
今回は、こんな言葉で締めくくります
僕は「挑戦」する人を、一生応援し、その挑戦を繋げていきたい
この言葉は、I.S.A.にいて気付き、一生自分の軸になっていくだろうと思ってるものです。
皆さんにとって、軸と言えるものはなんでしょうか?ぜひ教えてください!