ぼくのしょうらいのゆめ
サッカー選手を夢見た小学生から
「ぼくの しょうらいのゆめは さっかーせんしゅに なることです。」
授業参観の日、小学校低学年の時。私は「夢」を自信満々に発表した。
20代から30代の男たちが日本を代表し、懸命にプレーする姿に憧れた。いつしか自分もテレビに映り全国から応援される選手になりたいという思いから、毎日ボールを蹴り続けていた。日本代表のセンターバックとして、そして代表のキャプテンとして活躍する日を夢見ていた。
中学生になった私はサッカーを辞めて、テニス部員になっていた。
授業が終われば校庭に直行し、誰よりも早く練習に打ち込んだ。大会で結果を残し、全校朝礼で校長から表彰されるのが好きだった。「大会で結果を残す」とはいえ、全国大会や関東大会のような猛者が集まる大会ではなく、あくまで地元の小さい大会での話である笑
高校生になった私は、中学生に引き続きテニス部員であった。
他の高校と比較して「緩い」ではなく、誰の目から見ても「緩い」弱小テニス部であった。やる気のない部員に落胆していたわけでもなく、やる気のない部員の一人として存分に楽しんでいた。なにより、部活をさぼって遊ぶのは普段の遊びより何倍も楽しかった。
一体、いつから夢を持たなくなったのだろう。
小学生の時に持っていた日本代表になる夢は、自分より身長が高く足も速く体力もある同級生の登場で諦めた。
中学生から始めたテニスでは、「プロになりたい」という思いは一度も湧かなかった。否、プロになりたいという思いが芽生えた瞬間はあったかもしれない。しかし、
「全国レベルの選手は大抵3歳からテニスを始めている」という事実が、夢を抑え込んだ。
高校生になってからは夢という言葉を使うことすら恥ずかしかった。将来を真面目に考えたのは大学受験の時だけで、平然と流れる「今」だけを楽しんでいた。
「将来は何になっているんだろう。」
このままではいけない
大学生となり、先輩からのススメで「キャリアデザイン」の講義を受けた。この講義ではグループワークを通じ自己分析を行った。私はこのグループワークで衝撃を受けた。何も考えていないように見えた同級生たちが、「私は小学校の教員になりたい、そのために今は〇〇に取り組んでいる」「私は○○社に入りたい。だから今は経理の勉強をしている」など、進路や夢について明確に話し出した。
「私は何をしているのだろう」
夢も目標も何もない。このままではいけない、そう強く感じこれまでの自分を恥じた。
きっかけは福島での3日間
自分は何をしたい人間なのだろう、夢や目標を決めるきっかけを探した。
求めていたものは、昨年10月に参加した大学の研修事業「福島被災地研修」の三日間で見つかった。この時に感じたことを言葉にするのは難しい。ただ、福島第一原子力発電所や原発周辺地域の現在の様子を廻り、3,11の傷跡と復興へ向かう福島の人々の力強さを見たことで、
「福島のために何かをしたい」と強く願うようになった。
「何か」を見つけるために
その「何か」が明確になったのは、Pandoアカデミー「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」に参加した後である。
倍率500倍といわれるコンサルティング会社へ入社した経験を持つ講師から、年収を10倍にする実践的手法をセミナー方式で受けられるというポイントに惹かれ、申し込みをした。約1時間30分の講義では、ビジョンを設定し「可視化」することの重要性を説いていた。
セミナーへの参加後、Pandoプロフィールのビジョンを設定し始めた。「可視化」するということは、自分の頭の中を整理する作業である。私の場合は「福島のために何かをしたい」、その「何か」を突き詰めた。そしてようやく出来上がったビジョンを見たとき、これが自分の夢であると強く認識することができた。
ぼくのしょうらいのゆめ
高校生までは「夢」を語ることが恥ずかしかった。自分より優秀な人間の存在に自信を無くしていたからである。しかし、私は「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」を経て、ビジョンを明確に可視化することができた。これから先、困難にぶつかり不安に嘆く日が来ようとも明確に可視化したビジョンが、夢へと力強く歩むための精神的な支柱になるだろう。
今の私なら、小学生の時のように自信満々に「夢」を発表できる。
僕の将来の夢は、「福島第一原発周辺地域を笑顔で溢れる場所にすることです!」
ぜひ「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」をはじめ、Pandoアカデミーの各イベントに参加してみてください。叶えたい夢の達成、なりたい自分に近づくきっかけになるはずです。
「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」
https://pando.life/academy/event/469
10年後の年収を10倍にする就活セミナー【発芽イベント】
10年後の年収を10倍にする就活セミナー【発芽イベント】
Pandoアカデミー イベント一覧
https://pando.life/academy/events
永澤さん
将来の夢についてものすごく共感をしました!
小さいときは、大きな夢を語れるのに、今の自分は語れないと考えると、いつから語ることができなくなったかを考え始めますよね。
人生の選択の時には、自分がどうなりたいかを考える機会が多くあると思います!
これから笑顔であふれる場所を作るための活動を微力ながら応援をしております!!!!
永澤さん
素敵な記事ありがとうございます!そうですよね。小さいころはなんとなく夢みたいなものを持っていたはずが、大人になるにつれて、夢を持つことが恥ずかしい、大きなことを言うとできなかったらどうしよう、など、障害物がたくさん出てきます。
僕もその一人でした。
でも改めて考えてみると、本当になりたい姿、ありたい自分を考えることこそ、日々を充実させる唯一の方法だと気づきます。
どんな自分?どんな人生?どんな大人?どんな夫?どんな親?
日々いろいろな場面で「おまえはどう生きたい?」と質問されていることに気づきます。
「求めよ。さらば与えられん。」
是非求め続ける人生を送ってください!
大久保さん! コメントありがとうございます。求め続ける人生を送られるよう、セミナーにて学んだ事を実践していきたいも考えております! ご講演誠にありがとうございました!!