【経営者インタビュー vol.3】ビジネスは芸術の手段

「お金を稼ぐ方法を考える」って悪い事だろうか?


今回は、少し視点を変えてインタビュー記事を届けたい。今回紹介するのは創業者の1人であり、現在カタルシスのCSOを務める中尾真徳だ。彼はもともと芸術の分野に関心があり、「ビジネス」に対して良い印象がなかった。そんな彼が友人と起業して、経営者となった一年を紹介する。Katharsis経営陣インタビューは今回で最後となる。


「1年生のころは廃人みたいな生活を送っていた。学校とか行って単位は取ってたけど、ゲームしたり、飲みに行ったり。なんで自分は京大入ったんだ?地元の大学で良かったわ。下宿してお金かかるし」

大学1年生の終わりごろ、そう思ったところから彼の大学生活は変わっていく。動機は周雅と似ているなという印象を受けた。


唐突だが、真徳を表すキーワードとしてよく“知的好奇心”があげられる。今回の経営陣インタビューの中でも、周雅、銀蔵共に真徳のことをそう表現した。この“知的好奇心”は1年生の時から持ち合わせていたものだそうで、知識を身に付けるということを生活の中で恒常的にしていた。自分の生活を顧みたときに、それをアウトプットする場が欲しくなったそうだ。始めは社会活動系のことをしようと考え、学生NPOとして活動した。


元々、友人と音楽活動をしていた真徳は、大学の友人である周雅や銀蔵が起業しようと話していた時に、「バーに自分の音楽かけれるじゃん!」くらいにしか思っていなかったという。

それが変わったのは、どういうバーにするかみんなで話していた時、「語り」という現在のKatharsisのベースとなる要素を彼自身が持ち込んだことだ。2人が自分の理想とする世界感のバーを作るなら自分も協力して一緒に作り上げていかない理由はない。そう感じたという。


では、どこで“ビジネス”を受け入れたのか?


彼は「ビジネスも芸術の中に包含される」という。

「事業で何してもいいっていう立場に立った時に、空間って芸術の一個やん?バーとか飲食店も芸術だなって気づいた。」


経営者という目線に立ったことで、ビジネスは社会を変える芸術の1つの表現方法だという認識に至った。


そこからは早かった。

今となっては、新規事業立案部の部長として、Katharsisの新しい可能性を生み出し続けている。


そんな彼に自分が一番変わったと思う部分を聞いてみた。

「チャレンジャーになった。分からないに直面したときに、自分でやればいいじゃんって思う範囲が広がった。これやりたいけどできなくて困っているってなった時に俺がやろうと思うようになった。」

実際真徳は、動画編集やデザインなど必要とされてきたスキルを着実に自分のものにしてきた。それでも貪欲にまだまだ吸収したい世界があるという。それもKatharsisで出会ったお客さんとの対話の中から生まれた好奇心である。


Katharsisに関わったことによって、価値観が変わった彼は、今後Katharsisをどうしていきたいのか。

「これからは、まず日本中を震撼させたい。日本全国に理念に溢れた学生たちが立ち上がり、それを叶えるべく知性と実力で現実を変えていく強者たちが現れる。その先頭に立つのが僕たちでありたい。」

現状は、最初描いたものの1-3割しか実現できていないと語る。ここまでの一年間で試行錯誤をしてきたので、次の一年は実績を残したいという。


普段は、あまりお互いに褒め合わない経営陣三人だが、このインタビューを通して、相手に対する感謝の気持ちが伝わってきた。

三人とも感情表現が下手だが、全員が認め合い、高め合う関係なのだというのが傍から見ていたら分かる。(本人たちは意外と気が付いていないかもしれないが)


そして、3人に共通する想いは


「一回騙されたと思ってKatharsisに来てみてほしい」


だ。

この3人はKatharsisを生み出した当事者でもあるが、全員がKatharsisに来るお客さんに、スタッフに、そしてお互いに刺激を受け、自身の価値観が変わっていった経験を持つ。

そんな彼らだからこそ、まだKatharsisを訪れたことがない人にこの空間を体験してほしいと自信をもって言えるのだと思う。


(文/インタビュー:Katharsisスタッフ 山下栞奈)


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