「意識が変わる瞬間って覚えていますか?」
日常を過ごしていて、モヤモヤしていたものが“パッ”と晴れる瞬間がある。それを作り出すのがKatharsisの目的だ。
でも、なんでそれはモヤモヤしているのだろう?
モヤモヤってその課題自体を意識しなければ生まれないものだと思う。
今日はカタルシスする前の段階、モヤモヤに気づいたスタッフの話をお届けしたい。
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「好きな人の悩み相談に乗れなかった。そこからもっと自分自身を高めなきゃいけないと思った。」
Katharsisのスタッフである佐和秀星は、自分自身の意識が変わった瞬間についてそう語る。
小学4年生のころから好きだった人が、中学3年生になり進路に迷って相談してきた。
その時、泣きながら悩みを打ち明ける彼女に対して、それを受け止め適切な答えを返すことが出来なかった。
その後悔が秀星の中に“力不足”というモヤモヤを生んだらしい。
彼は若干20歳、2回生にしてKatharsisの運営に携わるスタッフの一人だ。
彼についてはこの記事を読んでもらいたい。
https://pando.life/katharsis/article/21281
カタルシスってなに?
このインタビューをして初めて、彼が中学を卒業した段階で本気で起業しようと考えていたと知った。
親に高校は卒業してくれと言われ、高校に進み、勉強の楽しさに気が付き今では京都大学に通っている。
小学生3年生の時にドリルをしたらもらえるスタンプが欲しくて、数学のドリルを100往復し、その時が一番勉強したと語る彼はいま、中学3年生の時に抱えたモヤモヤを解消するために、Katharsisで奮闘している。
今の夢は、「経営者を抜かす」ことだそうだ。
身近な目標を見つけることが上手な秀星は人生の各段階でロールモデルを目指し、自分自身を高めていった。
特色の異なる経営陣3人は彼にとっていい目標だと思う。
話は変わるが、皆さんは「自分の人生のターニングポイントはなんですか?」と言われたとき、すぐに答えられるだろうか?
自分の挫折や成功体験を“認識”しているだろうか?
秀星やあやと、経営陣3人の話を聞いていて感じたのは、それぞれが自分自身のことをよく理解しているということだ。
自分の人生と真っ向から向き合い、自分ができないところも認める。
そして、少しでも可能性を広げようと模索しながら自分自身の人生を歩んでいく。
嫌なことから目をそらすのは簡単だ。
自分の出来ることだけをするのは簡単だ。
でも、人生ってそれだけでは面白くならない。
このインタビューを通してメンバーの人生観に触れ、私自身もとても影響を受けている。
読んでくれている人にとっても、そうであればいいなと思う。
「環境が人を変える」とよくいうが、ある程度「自分が環境を作る」ことも大切だ。
(文/インタビュー:Katharsis スタッフ山下栞奈)
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